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こんにちは。4回生西川です。ラスト日記です!まずはメニュー!
入部して以来、幾度にわたり書いてきた練習日記ですが、ついにラストです。何を書こうかずっと考えていましたが、決めました。後輩諸君へのメッセージ・行動レベルversionを書くことにします。
僕がやってきて良かったと思うこと、そしてみんなに発信しておきたいと思うことが2つあります。1つは「トレーニング時は常にスイマーであれ」ということです。例えば毎朝している体幹トレーニング。ちゃんと泳いでる自分をイメージして姿勢を作っていますか?出来てない人いますよね。首が曲がったり腰がねじれたりしたまま泳がないですもんね。上向きのあれも単なる肩回しじゃないですよ。健が導入時に説明してくれたように、あれは体幹を締めた状態でも肩を強ばらせずにリラックスさせるトレーニングです。水泳のキーワードである「泳ぎの伸びやかさ」を向上させるものです。肩の痛みなどで回し方が様々になるのは僕自身も分かるので全然良いと思います。大事なのは伸びやかに泳ぐことをイメージしながら体幹を締めた状態で肩を柔らかく動かすこと。ちゃんと泳いでる時のような体幹になっていますか?動かしている肩の筋肉も泳いでる時と一致していますか?そういったことを意識し直してみてください。また、陸トレや自主的な筋トレにおいても当然ながらスイマーであることが基本だと思います。だって速く泳げるようになるためのトレーニングなんですから。「この陸トレは泳ぎのこの局面のイメージに重ねられるな。」とか、少しマニアックになれば、「プルの序盤では大胸筋の上部を使うからこのトレーニングをしよう。」とかいったように一つ一つのトレーニングを泳ぎに結びつける意識をしてみてはどうですか。やっているトレーニングは絶対に泳ぎに直結しています。それに気づくかどうか自分次第です。
とまあ、トレーニングする人の意識について書いてきましたが、マネージャーにもこういった意識を知ってトレーニングを見てほしいです。体幹や陸トレを見ていて泳ぎをイメージしてなさそうな人には「泳ぎのイメージできてる?」と問いかけてみたり、トレーニングが泳ぎのどの点に繋がっているのか分からない場合は「何をイメージしてるのか?」と尋ねてトレーニングとの関係を学んだりしてはどうでしょう。こういった行動は選手のトレーニングに対する意識も高めると思います。「難しい(>_<)」って感じちゃうんかな?でもそこは泳ぐことによる実感がないから当然。むしろ開き直って「聞かないよりは聞く方がいっか。たぶんわかんないけど(笑)」くらいな気楽さで一歩踏み出して欲しいと思います。マネさん自身がわかんなくてもその一歩が選手の漫然に喝を入れてくれます。選手に対して過剰な遠慮はせずどんどん踏み出していってください。期待しています。
では、続きまして2つ目です。2つ目はドリルについて。何でみんなしてスカーリングばかりするのでしょう。毎朝スカーリングの列を見るたびに違和感を覚えます。ドリルは泳ぎを変えるためのものだと僕は思っています。これまでにやってきた動作とは違うことをすることで新たな境地へと入っていく。そうやって泳ぎについて一皮むけるための練習がドリルだと思います。はたしてスカーリングで速くなってますか?もう速くなっていないんだったら新しいドリルへの切り替え時ではないですか?もちろん時期の考慮も必要です。ただ、細かな感覚を気にすることと一皮むけて次のステージに進むこと、どちらが自分にとって価値があるのか。自分のレベル、到達目標といった要素も考慮に入れて考えてみると良いかもしれませんね。
さて最後にドリルの探し方を紹介してドリルについての話を終わろうと思います。ドリルの探し方。それは、youtubeで検索!僕はそうしてました。動画で見ると一連の動きが分かりますし各局面での解説もあります。「クロール ドリル」とか「swim freestyle drill」とかで検索すればたっっくさん出てきます。その中に自分の理想とする泳ぎに貢献してくれそうなものが見つかると思います。目新しいドリルを通して一皮一皮むけていってくれると嬉しいです。
以上、僕からのメッセージ・行動レベルversionでした。ん?「行動レベルversion」ということは違うversionもある??気付いたあなたは実に鋭い。そう!あるのです!そちらは引退挨拶にて(^ ^)/~~
さあ今週は七帝。そして来週は関カレ。心身共に鋭く鋭く研ぎ澄ましていきましょう。やるっきゃない。
七帝まで4日、関カレまで10日。Go!! 京大!!