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みなさん今日も一日お疲れさまです。D2の優です。
今日のメニューです。
W-up 400m x1 ch 7’
50m x4 S1 30UWK NoBreath 2’20
rest 2’20
Pull 400m x2 Fr, Ba/50m EN1 Smooth 7’
rest 1’
Kick 800m x1 ch EN1 smooth, with fin 13’
loosen 100 x1 ch AE 4’
Drill 50 x6 ch AE 1’10
rest 1’
Swim 50 x2 S1 AN3 15QAP 1’20
rest 20’
Swim 50 x4 S1 EN2, AN2/2 25form, 25Max, 25form, 50Max/t 1’30
rest 2’
Swim 50 x6 S1 (or ch) EN1 35 form, 15ch 1’20
Down 100 x4 ch AE ch 2’
今日はリカバリーでした。津田チャンと春短まで残りわずかとなりましたね。
みなさんコンディションはいかがでしょうか。この前、自由形パート3で感覚が悪い時どうするかが話題になりました。僕が調子が悪い時に実践していることはずばりこれです。
「忘れる」
そんな日もあるよ、とか、毎日調子が良かったらみんなオリンピックに行けてるよ、とか、嫌なことはさっさと忘れるようにしています。そちらの方がなんだか毎日得している気分がします笑
調子の悪い日に色々考えるよりも、調子のいい日のことを覚えるようにしていますね。忘れないようにメモして書き残しておきます。
みんなも嫌なことはすぐに忘れるようにするといいですよ笑
さて先日、啓太郎君から「年度状」を書いて欲しいとの話がありましたね。若干BOXがどよめきましたが笑、「みんなが部員としてどうありたいかを聞きたい」という啓太郎君の素敵なアイデアに僕はとても感銘を受けました。
啓太郎君にあやかって、全員のことは書ききれないのですが、今日は僕がみんなから毎日の水泳部生活から感じさせてもらっていることについて書きたいと思います。
みんなもご存知の通り、僕はメンバー唯一の大学院生です。啓太郎君や寿起君、そしてみんなが受け入れてくれたということもあり、僕は今、大好きな水泳に打ち込み、とても楽しいメンバーのみんなに囲まれて、ほんとうに楽しくて充実した毎日を送っています。新歓PVを見る度に泣きそうになります。奎吾君、今年の新歓PV、ほんまに傑作だと思います。
僕は入部前と入部当初、とても大きな不安がありました。水泳部のみんなと仲良くやっていけるのかということです。上下関係や秩序を特に重んじる体育会に最上回生、さらには直近で引退されたOB・ OGのみなさんよりもはるかに年上の僕がいきなりずけずけと入っていって大丈夫だろうか、どのようにみんなと接すればよいのか、とても不安でした。ですが、その不安を払拭してくれたのは京大水泳部のみんなでした。今年の1月23日の日記にも書きましたが、最初に明るく声をかけてくれたのはおで君です。その他にもみんながとても明るくて、居心地のよい部だなと感じたことはたくさんあります。例えば、餅つき大会の日、僕はまだあの頃はほとんどのメンバーと話したことがなかったのですが、ボックスでひとり座る僕の横に来てくれたのは伴ちゃんでした。ひとりひとりの部員の名前をつきっきりで教えてくれました。みんなも経験したことがあると思いますが、初めて入るコミュニティーの中でひとりになるのはとても心細いものです。伴ちゃんは僕以外でも、僕のように初めて部活に来る人に対していつもそのような対応をしてくれています。それ以外でも話しかけてくれたメンバーがたくさんいました。こういう経験から、京大水泳部はとても明るくて居心地がいい場所だなと感じることができました。
今日、僕がみんなにお伝えしたいのは「ひとつひとつがあなたになる」ということです。これは僕の大好きなシンガーソングライターの絢香さんの「にじいろ」のワンフレーズです。ちなみに寿起君も「にじいろ」が好きです。寿起君、仲良くしましょう。
僕がみんなひとりひとりのひとつひとつから感じることはとても大きいです。
ひとつ目の例は、練習前の朝のあいさつです。朝、ロッカーで会う時、いつも最初に明るくあいさつをしてくれるのは啓太郎君です。次は大川ぽん君。2人ともどんな時でも必ず明るくあいさつしてくれます。大川君はぽんというあだ名の割に顔と色がいかつすぎてこわい時があります。
僕は毎日iPS細胞研究所で実験をしているのですが、本当に大変なんです。失敗ばかりですし、何より時間のやり繰りが本当に大変です。僕は選手でいる以上、研究室の他のメンバーのように夜遅くまで残って実験や研究ができません。というより、選手としての自覚もきちんと持たないといけないと思っているので、できる限り早く帰ることをあえて心がけています。正直、自分は院生、しかも博士課程ということもあり、他の研究所のメンバーや先生達よりも遥かに早く帰ることに後ろめたさを感じたり、周りの目が全く気にならない訳ではありません。しかし、睡眠時間を削って体調を崩したり、管理のできていない生活を送ってしまうことは毎日の練習を無駄にし、記録を伸ばせないことを意味します。これでは選手として失格です。一方で、大学院生としてこれでいいのかなとか、本当にきちんと論文出せるのかなとか、将来どうなるのだろう、と研究所の生活では不安が少なくない、そんな葛藤もある毎日です。そのような毎日でも、毎朝の啓太郎君と大川君の姿はとても爽やかで元気をくれます。毎日練習行きたいなと、そう思わせてくれます。大げさではなく、本当にそう思っています。
ふたつ目は試合前やゾンタック合宿前などの開一君のメーリスです。春室の一週間ほど前、2月24日のメーリスで、来週はこういうメニューで行く、頑張ろう、と開一君がメーリスを送ってくれたことがとても印象的でした。みんなはあの時、開一君が実習間近か実習中であったか、ごめんなさい開一君、どちらであったか厳密には覚えていないのですが、そういう状況にあったことをご存知ですか?僕も薬剤師の臨床実習を経験したのですが、医療系の実習というのは他のことが考えられないくらい本当に大変です。初めて会う患者さん達の治療に直接かかわるのですから、生半可な勉強で臨床現場に立つことは学生であっても決して許されません。中途半端な姿勢で実習の現場に行くと、本当に実習停止を食らいます。同じ人健に在籍する岳斗君の知識の豊富さ、実習に対する姿勢を見ればみんなにも実習の過酷さが感じとってもらえるかなと思います。それにもかかわらず、あのようなことができるのは開一君が本当にチームのことを思っているからです。実はあのメールが来た数日後の日曜日、僕はまるまる一日外へ遊びに行く予定だったんです。自分が恥ずかしかったです。自分は選手なのだと、そう改めて、その日曜日は一日家でオフをとることにしました。春室までの一週間、みんなと一緒にきちんと練習ができるようにコンディションを整えることにしました。開一君から選手としてあるべき姿勢を教えて頂いたメールです。
最後三つ目は故障で苦しむメンバーがプールサイドに来てくれていることです。僕は彼らの姿から本当に大きな力をもらっています。菅野君は寒いにも関わらず毎朝来てビデオを撮ってくれました。「おでさ〜ん、最後まで写って〜」と100 hardのビデオに声が入っていました。残念ながら最後までビデオに映っていたのは僕と達洋君だけでした。おで君は75mくらいで消えました。おで君・・・。二村君は長期間、腰のことで悩んでいるにも関わらず、多くの選手にアドバイスをしてくれていました。僕が腰の張りがかなり強かった時、BOXでマッサージをしてくれてかなりコンディションが良くなりました。とても嬉しかったです。二村君は泳げないなりにチームに貢献しようと、岳斗君からマッサージの指導を受けていたようです。僕自身は今は健康な体で泳げているので分かったようなことはあまり書けませんが、泳げない状況にもかかわらず毎朝早く起きて、外の寒いプールサイドから自分は泳げず、他のメンバーが泳ぐのを見守ることはとてもとてもつらかったと思います。みんながプールサイドにいてくれたからこそ、僕も頑張れたということがたくさんあります。ここで感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。
先日、洛星練のタイム計測で1フリで生涯ベストを出せました。とても嬉しかったです。しかも京大水泳部に来てたったの3ヶ月でです。これまでのベスト記録を作ったのは学部3回生の時なので4年振りの更新になります。では、これまでの4年間真剣に練習に取り組んでいなかったのかと言うと決してそうではありません。では、なぜ今回たった3ヶ月の練習で生涯ベストが出せたのか。それは、やはりみんなの力がとても大きなものだからです。前回の日記にも書いた通り、僕はこれまで練習環境を探すために多くのプールを転々としました。たったひとりで練習する日が何年も続いた時もありました。そんな毎日は迷いや悩みだらけです。これでいいのか?なぜこんな思いをしてまで泳ぐのか?そんな曇った心境でいても速くなれないことは分かっていたのですが自分ひとりではどうすることもできませんでした。
京大の水泳部に来て以来、僕は純粋に水泳を楽しめるようになりました。それは上に書いたようなみんながいてくれるからです。みんなから元気をもらって泳いでいるからです。
ですので、これも前回の日記に書きましたが、周りに誰かがいてくれるということを当たり前のことと思わないで欲しいのです。今、僕達に与えられている環境以上のものはなかなか見つかりません。そして、みんなもどうか自分自身のすべてが良くも悪くも誰かに影響を与えているということをほんの少しでも心のどこかに置いて欲しいです。練習を休むということだけでもチームに影響を与えています。みんなも毎日の練習に誰が練習に来ている、誰が来ていないということにある程度は気がついているのではないでしょうか。理由があってプールから長く離れることもあるでしょう。ただ、本人にその気がなくても他のメンバーから「やる気がない奴」などと悪く思われてしまうことがあるかも知れません。何も連絡なしに休むメンバーに対して腹立たしく思った経験は誰にでもあると思います。逆に、練習に休む時でもチームオデMAXで「今日は練習お休みします。ごめんなさい。」と連絡するだけでもその人の印象とチームの雰囲気はがらっと変わります。誠意がみんなに伝わるからです。プールサイドに立つだけでもチームに影響を与えています。誰がたくさん声を出してくれているのか、誰がスウェットのポケットに手を突っ込んで立っているのか、誰が練習と全く関係のない話をしているのか、なんとなく感じているメンバーもいるのではないでしょうか。もっと言えば、先輩は後輩から、後輩は先輩から受ける態度、もっともっと言えば日常生活での言葉遣い、姿勢、服装、そのようなここで話題に出せば些細なことのように感じることに対して何かを感じてその人がどのような人かを判断しているのではないでしょうか。「すべて」がその人がどのような人であるのかを決定づけていると僕は思います。水泳が速いということは確かにその部員を決定づける重要なことのひとつであるとは思うのですが、また一方でひとつのことでしかないとも僕は思います。ですので、僕自身もまだまだ未熟な面はたくさんありますが、水泳に対する姿勢はもちろん、あいさつや言葉遣い、身振り手振り、態度、礼儀など水泳以外のことにもとても気を遣うようにしています。それは、僕も人間なので自分自身がみんなからよく思われたいから、ということだけではなくて、チームという集団にいる以上、上にも書いたように他のメンバーから僕が元気をもらっていることと同様に、僕のおこないもみんなに良くも悪くも何かしらの影響を与えていると思うからです。
啓太郎君と大川君は挨拶をしてくれる明るくていい人。開一君はチームのために元気になるメールをくれるアツい人。菅野君と二村君は怪我をしていてもチームのために頑張ってくれる人。みんなのひとつひとつが僕の目にはそう映りました。
逆はどうでしょう。あいさつすらできない暗いヤツ。きちんとした言葉遣いのメールすら送れない礼儀をわきまえないヤツ。すぐに練習サボるやる気のないヤツ。誰かの目にそう映ってしまったその人はそういう人になってしまいます。
ですので、啓太郎君の話していた「自分が部員としてどうありたいか」についてひとりひとりがきちんと考えることはとても大切なことのように思えて、その機会を与えてくれた啓太郎君のアイデアに僕はとても感銘を受けたのです。
『ひとつひとつがあなたになる。ひとりひとりがチームになる。』
これからもみんなと一緒に強く、いいチームを作っていきたいです。
ところで大海君、津田チャン僕が代わりに泳いでもいいですか!?笑
インカレ絶対に切って来て下さい!!
そしてその次は春室、チーム一丸となってみんなで頑張りましょう!!
奪還!!関西一!!Go!!京大!!
写真はこの前うちで鍋パをした時に徳永先輩からの恩恵を食す馬場ちゃんです。その馬場ちゃんから「ご飯パーティー」の依頼があったので早速とっくんに連絡をしたところとても嬉しそうでした。そのことを馬場ちゃんに伝えたら、この前ダッシュで近づいてきて「ちょっと待って下さい」と言ってなんだか様子が変でした。どうしたのでしょう。寿起君からは即日欠席連絡がありました。里沙ちゃん、ひなちゃん、佳奈ちゃん、ご参加お待ちしております。持ち物は炊飯器です。ひなちゃん新しい炊飯器買っておいてね笑
最後になりますが、先日、関西国公立飲み会が開催された日、前回の僕の日記について声をかけて下さった方がいたことを京大水泳部のメンバー数名から聞きました。とても恥ずかしかったのですが、とても嬉しかったです。
声をかけて下さった方々、本当にありがとうございます。
いつの日か水泳を通してどこかでお会いできますことをとても楽しみにしています。
松尾君、ありがとう。
ですが、この年度状の交換を通してみんなが今なにを考えているのか、どうなりたいのか、わずかにでも知ることができましたし、僕の今の気持ちも少なからず伝えることができたと思います。
この年度状の交換を活かして、ひとりひとりが自分の書いた気持ちに真っ直ぐに向き合って、チーム全体でより強くなっていけたら…、そう思います。