[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんばんは。4回生主将の田畑です。
金曜と土曜のメニューです。
金曜午前
W-up 200*1 ch 4’
100*3 ch Drill(SL) 25No breath 2’10
50*4 S1 25MAX
Rest
Swim 400*3 Fr Des3 to EN2 5’40
Rest
Swim 50*4 S1 MAX!! 2’
Rest 2’
50*3 S1 MAX!! 2’
50*1 S1 35MAX 1’30
Rest 2’
50*2 S1 MAX!! 2’
50*2 S1 35MAX 1’30
Rest 2’
50*1 S1 MAX!! 2’
50*3 S1 35MAX 1’30
Down 100*6
金曜午後(at 京大プール)
W-up 200*1 relax
Kick 400*1 EN1
Swim 800*1 EN1
Dive*4 IMO/t Fly,Br…3strokeH
Ba,Fr…6strokeH
Down 400*1
土曜 通常組
W-up 200*1 ch AE 4’
100*3 ch AE Drill(3SL) 25Nobreath 2’10
50*4 S1 AN3,2/t 15QAP,25H/t 1’20
Rest 2’10
Swim 100*6 Fr EN2 cycle in 1’15
Loosen 100*1 ch 5’30
Drill 50*6 ch AE 1’10
Rest 2’
Swim 50*4*5 S1 EN3 hard!! 1’10 S.R. 1’20
Rest
壁キック S1 20”hard 10”rest *8set
Down 100*6 SSKKSS
金曜日から2部練が始まりました。耐乳酸系の練習が増えてきてEN系の練習が不足しがちになるので、それを補おうという意図です。開一には感謝しています。みんなが速くなるための条件をここまでよく揃えてくれたなと感じるからです。メニューの意図を考えて、自分のやるべきことを見据えて、開一のメニューをこなせば必ず速くなれると確信しています。ここまで揃えられた条件をうまく使い結果に結び付けられるか、あとは自分次第。
金曜日は全体コンパ、土曜日は吉田コンパがあり、これで新入生が正式入部となりました。このチームにまた勢いのある新たな力が加わったことを大変うれしく思います。吉田コンパで小田部長が「君たちは京大水泳部に入ったことで人生の50パーセントの成功が約束された。是非水泳に打ち込んでほしい」とおっしゃっていました。この言葉は僕が1回生のときの吉田コンパで小田部長がおっしゃっていたことと全く同じです。当時入部1日目の僕がその言葉を聞いて思ったのは「そんな大げさな(笑) 確かに京大水泳部に入れたことはうれしいけど、その先の人生のこととかわからんやんけ」です。でも今年またこの言葉を聞いて、なんとなく小田部長の言葉が実感として理解できるものがありました。今でも「人生の50パーセント」という部分は大げさに感じましたが(小田部長すみません)、小田部長の言葉を「この京大水泳部で真面目に競技に打ち込めば、多くのことが得られ、人間としても変化がうまれる。そしてそれはこの先の人生においても大切なものである」という風に理解するようになりました。馬場会長からも「真剣に水泳を頑張ってほしい」というお言葉をいただきましたが、それだけスポーツを通じて得ることは大きいと思います。他者と競い合ったり一緒に練習をすること、努力の先の結果と向き合うことで自分の弱さや他人よりも優れていることが多く見えてきます。そして自分が先に進もうと思えばそれらの弱さを克服し、強みを伸ばしていくことが必要です。これだけ自分と向き合えるのはスポーツの他に無いのではないでしょうか。ことさら競泳においては、環境や他者からの直接的影響を受けることがほとんど無いため全ての結果が自分に帰責し、言い訳の余地がありません。調子が悪いのは自分の調整の仕方に責任があるし、体調が悪いのは自己の体調管理のせいです。なのでなおさら結果に対して素直でなければいけません。そして「京大水泳部で」競技に打ち込むことの利点も忘れてはいけません。京大水泳部には見習うべきところをたくさんもった部員がいます。これは主将として誇りに思っています。部内に自分より速い人がたくさんいるし、他大学の速い人とも交流することができます。また競技面以外でも、レギュラーじゃなくても様々な形でチームに貢献してくれる人、学業に対する取り組み方がすごい人、いろんな人がいます。人間として完全無欠が不可能であっても、多くの人が、真似したくなる見習うべきものをもっています。他にもこういった京大水泳部の文化を築いてくださったOBの方々との距離も近いです。京大水泳部で過ごしているとこういった素晴らしい人に出会うことができます。これから水泳部で過ごす一回生は、他人の良いところを積極的に見つけ出していってもらいたいと思います。
一回生に対しては以上です。
僕ももう引退が近づいてきて今までの水泳部人生を振り返る時間も増えてきたのですが、そこで後輩の皆に対して思うのは、「もっと速くなってもっと先の世界を見てほしい」ということです。当たり前のことですが、速くなればなるほど新しい経験、知識が蓄積されていくし、泳ぎの感覚も変わります。泳ぎに対する考え方も変わり、新しい世界が見えてきます。そしてさらに速くなるためのまた新しい考え方や知識が必要になり、そういった難題にチャレンジすることができるようになります。現に入部当初の僕が見ている世界と今の僕が見ている世界は全然異なったものだと思います。もっといえば、僕より速い人の世界は全然違うはずだし僕の知らない世界がいっぱいあるのでしょう。それらの世界を見るために残された時間が僕より多くある後輩が正直うらやましいです。川北とかは今の僕より速いタイムで入ってきて、これから先時間をかけてもっと速い世界を体感できるのだと考えるとめちゃめちゃうらやましいです。
そして、まだレギュラーを経験していない人にもレギュラーとして試合に出てもらいたいです。僕は3回生で初めてレギュラーをとりましたが、そのシーズンはそれまでと全然違ったものでした。皆にはあの感覚を経験してから引退してほしいです。
僕も残された時間で少しでも多くの世界を知ってから引退しようと思います。貪欲に。また、これは学問にも通じるものがあるはずです。知は自分の世界を変えると信じています。それが実利に結びつくかはわかりませんが、自分の知らない世界をみたいというのは人間の本能的な欲求なのではないかと思います。
引退の言葉みたいになってしまいました。まだまだ気持ちは若いし、部内で一番勢いのある人物でありたいと考えているので、もっと速くなります。
ここから何としても結果を残さなければならない時期が続きます。目標を達成して歓喜している自分を想像して、残りの追い込み期間頑張っていきましょう。
以上です。