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こんにちは。


更新が遅れてしまい、すみません。
競泳主任の大和です。やしろ合宿4日目が終わりました。
合宿最終日のメニューです。



まずは4日間の年末合宿、本当にお疲れ様でした。


3泊4日の全日程を終わってみて、皆さんはそれぞれどのように自分の成長を感じているのでしょうか。今回メニューを担当させてもらった身としてまず気になるのはその点です。



今回の合宿のテーマは「常に良い泳ぎをイメージして泳ぐメンタル(意識)の持久力」でした。1本1本、1m1m、1かき1かき、みなさんはどれだけ意識して泳げたでしょうか。
総距離44500mの内どれだけ内容のある練習ができたか、それが今後のみなさんの飛躍に直接かかわってくると僕は信じています。



合宿期間中はみんな、各大学の壁を取り払って、練習では競い合い、食事や風呂では打ち解けた雰囲気でいろんな話をしていましたね。日ごろ交流する事のないチームの皆さんと同じ屋根の下で共に寝て、練習をする。これがやしろ合宿の一番の良いところだと考えています。水泳の技術や練習法だけでなく、どんなモチベーションで水泳をやっているのか、何を目指して水泳をやっているのか、その他プライベートに至ることまでも、いろいろなことを共有することによって、お互いの知識や選手としての幅が広がります。今回はその面においてもみんな積極的に交流していて、練習以外の場でも十分成長できたのではないかと思います。 


練習で感じたのは、新潟大学さんの練習への積極性です。
今回もかなり強度の高い練習を準備していましたが、新潟大学さんからは後向きな言葉を一度も聴きませんでした。しかも、それぞれの選手が「これだけは譲れない」という練習を持っていて、その練習が来ると必ず先頭に来ていました。一方、京大のみんなもそれぞれに得意な練習を持ってはいますが、先頭はどのサイクルも大体固定されていました。今回の合宿ではAサイクルを敢えて京大・福教大コースと新大・京工繊コースに分けていましたが、その先頭への意識という点では大きな違いが感じられました。そしてその点をしっかり見習わなければならないな、と感じました。


練習で先頭を泳ぐことで速くなるということは全くありません。でも、確実に意識は変わります。自分が練習をリードするんだという気持ち、この練習に関しては誰にも負けないんだという気持ち。そんな思いが自分を変えてくれるはずです。意識が変われば泳ぎも変わる、これは絶対そうだと思います。


生半可な気持ちで先頭を泳ぎたいという人には全く譲る気はありませんが、その練習に熱い思いや目的をもって先頭を泳ぎたいという人にはどんどん前を泳いでほしいです。先頭は前に誰もいません。つまり自分の好きなだけ速く泳げるし、一番流れの無い、そのままのプールコンディションで練習できるんです。すごい良い環境なんですよ。その気さえあれば回生なんて関係ありません。年明けからはもっとみんなが前を意識する練習をしていけるよう、それぞれ自分の得意なことへのプライドを磨いていきましょう。


合宿が終わって一番大事なことは、今回の合宿で得たものを次の試合で「成果」として実際に体現する事です。新潟大学さん・京都大学は1月にさっそく2015年の初戦を迎えます。そこでどれだけレベルアップを見せることができるか、成長している実感を得ることができるか、それが両チームの今後に大きく影響すると考えています。年明け一発目の試合でロケットスタートを決めて、そのまま関カレ・全国公・インカレとチーム一丸で突き抜けられるよう、頑張っていきましょう!!


さて、明日でいよいよ2014年も終わりを迎えます。
新体制になって4か月、さまざまなことがありましたが、チームとしては確実に前に進んでいます。一人一人が成長しています、強くなっています。でも、戦いはこれからです。これからは各大学が他を蹴落としてでも上位を取ろうとする激しい夏の戦いに向けてエンジンをかけてきます。これからのシーズンで、他大学の頭を押さえながら上位に躍り出るためには、今より何倍ものチーム力が必要です。そしてそれはチームみんなそれぞれの力の結集です。チームが勝つためにはチーム一人残らず全員の力が必要なんです。



2015年の夏、みんなが歓喜の笑顔で終われるように、そして関カレ1部という最高の舞台で次の世代の京大水泳部が活躍できるように、また年明けから頑張っていきましょう!!
僕は僕の、そしてみんなの、無限大の可能性を信じています!!
それではまた新年、希望や期待に満ちた良い顔で会いましょう。
良いお年を。



最後になりましたが、やしろ合宿に参加してくださった新潟大学・福岡教育大学・京都工芸繊維大学の皆さん、皆さんのおかげで非常に充実した内容のある合宿で2014年の練習を締めくくることができたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。


 それではこれにて2014年最後の日記を締めくくろうと思います。


写真は最後出発時に撮った集合写真です。

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