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「競泳主任の」と言えるのも今日入れてあと3日。名残惜し.....くはないです。
ジュンジュン、航平。一年間メニュー係、本当にお疲れ様でした。数回僕もメニューを作りましたが、これを一年間部員のことを考えながらやり続けるのはとても僕にはできないなと痛感しました。2人のメニューのおかげで速くなった部員もたくさんいます。本当にありがとう。
この4年間は本当にあっという間で、本当に楽しくて楽しくて。もっともっと泳ぎたいくらいです。
なんとか、なんとかこの日を迎えることができて本当にホッとしています。
まずみんなに伝えたいのは、この一年主任として競技面で全くチームに貢献できなかったことに対する謝罪の気持ちです。
毎試合後のミーティングで、こんな結果も出せない情けない主任ですまないと。申し訳ないと。謝罪の言葉が喉元まで押しあがってきましたが、そんなこと主任に言われても部員は困るだけやし、何よりそんなこと言ってる暇があるなら、前を向いてコツコツとやれることをやって結果で示せ、自分が楽になる方法をとるな、といつも言葉を抑えていました。
1年間ひたすらその繰り返しでした。自分の結果がどうであろうと、主任はチームのその先を示さないといけない、言葉を誤ってはいけない、尊敬してやまない歴代の偉大な主任の方々はそうであったと言い聞かしていました。試合後、結果が悪いのにヘラヘラしてるなと不快に思った人がもしいたら申し訳ないです。
みんなの前で話しているときはいつも、もう一人の自分が(ケイスケホンダかよ)、こんなやつの言葉に誰が響くんやと、お前みたいなやつが偉そうなことを言うなと、言ってきました。
自分でも意味が分からなくて、こんな今からという時期に何をしてんねやと、これからの為にこの一年やってきたんやろと、いくら言い聞かせてもどうしても情熱が湧いてこなかった。
そんな無責任な自分が益々嫌いになったけど、どうしようもできませんでした。1週間、1人の時間はずっとどうすべきなのか考え続けた結果、部を辞めようという結論に達しました。
こんな情熱もなくなったやつが、前にいてもチームに貢献できないどころか、悪影響にしかならないと思いました。部を辞められないならせめて主任だけでもジュンジュンに代わってもらって、部のサポートに回ろうと思いました。
夏季公認2日目の夜、相談というよりかは事後報告のつもりで名前も知らない公園でメイメイに泣きながら打ち明けました。
じっと話を聞いてくれたメイメイにギリギリのところで踏みとどまらせてもらいました。道化でも何でもいいから主任を演じきってでも、とにかくあと数か月やり切ろうと。
こんなこと当たり前のことですが。
こういう風に練習に無理に来て欲しくないという思いから練習週4ノルマ制度を作ったのに自分自身が一番それに逆行しているなんて皮肉なもんだなと思います。
でも、それじゃダメみたいです。「自分のやってきたことはまず、自分が受け入れて認めてあげないといけない。自分を肯定できた人だけが、前向きに未来へと進んでいける」みたいです。
この一年の無力さや情けなさはこの先社会に出てからリベンジしたいと強く思っているのですが、そのためには自分を肯定してあげないといけないみたいです。
結論から言うと、どんなチームが正解か、京大水泳部はどう在るべきかについては最後まで分かりませんでした。
チーム目標にむけて一丸となることに重きを置くのか、はたまた個人の自由を最大限まで広げてそれぞれの個の集まりとしてチームを定義するのか、どちらがチームとしてより結果が残せるのか部員にとって幸せなのか、分かりません。きっと正解はないのでしょう。そのチームの歴史や文化、メンバーの特性や志向などによって最適解は違うんでしょう。
僕は、体育会という組織の性質上、前者寄りになりやすいところをもう少し個人の自由の幅を増やそうと思いやってきました。それでもたくさんの意見がありました。
一方からは全体主義過ぎると言われたり、はたまた他方からは自由にやらせすぎと言われたり。40人も部員がいる以上、どんな仕組みにしてもみんなが満足できるということはないのでしょう。じゃあどうしたらいいかというと、それはやっぱり「みんなが」「当事者意識を持って」チームの在り方について「考え続ける」ことだと思います。
この辺の話は引退挨拶にとっておこうと思いますが、組織について考え改善していくことは、練習メニューについて考え抜くことと同じくらい個人やチームの結果に影響を与えうることだと僕は思います。
競技でジュンジュンや航平のようにチームに貢献できない分、そういった組織運営の面でできることはないかと思ってやってきました。少しでも部員全員の考えをきいてチーム作りに反映したいと思い、部員のみんなにとっては面倒くさかったかもしれないけど、一人少なくとも1時間くらいは時間をもらって面談したりしました。今の1回生にもやりたかったなあと思っています。
そういった悲しいこともあったけど、嬉しいこともたくさんありました。例えば、なっちゃんがこの部でしか得られない経験や仲間が大切だと思ったので続けようと思いますとLINEをくれたときはめちゃくちゃ嬉しくて少し泣きました。笑
それでもここまでやってこれたのは、何故か。それは「人」です。
水泳部のみんなが僕に、みんなの前に立つ勇気を、水泳と向き合う勇気をくれました。
ここまでぶっちゃけたので、最後まで正直に書きますが、僕は本当にこの部の「人」が好きでした。
兼サーしているサークルの新歓合宿があるからと練習とミーティングを休んだり、明日は絶対に行きますと毎回LINEしながら4日連続で寝坊で練習休むような問題児だった僕を、時には厳しく叱り、時には優しく指導していただきました。ご飯にもよく連れていってもらったし、遅い僕に対してもたくさんの泳ぎのアドバイスをしていただきました。
引退されてからもご飯や飲みに誘っていただき悩みもたくさん聞いてもらい、たわいもない話もめちゃくちゃしました。引退間際になってもなお、先輩方への憧れは色あせません。
これからもいっぱい飲みに連れて行ってください。
こんなにダサくて情けない僕を最後まで見捨てずついてきてくれたから、なんとかやりぬくことができました。君たちの前では少しでもカッコよくありたいとずっと思っていました。
他のチームと比べて弱っちい主任で恥ずかしい思いをさせてしまったかもしれない。ごめんな。
これからどんなことがあっても君たちの味方でありたいし、僕にできることがあるならやってあげたいです。
結果ももちろん大事だけど、君たちが1年後2年後3年後、満足した表情で引退してくれることをただただ願っています。
特にこの一年、みんなにはいろんな形で支えてもらいました。競技面で引っ張ってくれてカッコいい背中を見せ続けてくれたり、切磋琢磨して競い合ってくれたり、こんなどうしようもない主任を無条件でほめてくれたり、心が折れそうになった時じっと悩みを聞き続けてくれたり、一緒にバカやってくれたり。
本当に感謝、感謝、感謝です。冗談抜きでこの回生じゃなかったら僕は引退まで続けてられませんでした。
みんな尊敬しています。本当に本当にありがとう。これからも関係を続けていきたいと僕は思っています。
ダサくても情けなくても主任としてもがき続けようと思えました。一緒に水泳をしてくれてありがとう。
また、17年の水泳人生でお世話になったコーチ、スイミングスクールの友達、高校水泳部のみんな、ありがとう。ようやく僕の水泳人生も終わります。
最後まで遅い選手でごめんなさい。でも、僕と水泳を引き合わせてくれてありがとう。最高の出会いと濃い経験が得られました。
毎度のことながら長くなってしまいました。そろそろ終わります。
最も愛した種目である200Frに、京大のレギュラーとして出場して引退させてもらえるなんて本当に幸せなことだなと思います。
そういえば高校水泳の引退レースも200Frでした。これまでの17年間の水泳生活に感謝して精一杯泳ぎます。どうか見守っていただけたらと思います。
一年以上ぶりのベスト更新を目指して。
明日から二日間、3回生以下は僕たち4回生を安心させてくれるようなレースを、4回生は悔いのないレースをしよう。
引退を迎えます4回生の山口です。
本日は全国公前のテーパーでした。
疲れを抜きつつ25HやDIVEで各々調整しました。
さて、
そろそろ僕も引退です。
寂しくなるなぁという思いもありますが、どちらかというと人生の次のステージに進もうとワクワクした気持ちです。
おじさんになっても水泳はぼちぼち楽しく続けていけたらいいなと思ってます。
とはいえ、競技として水泳をできるのはもうこれで最後です。
最後なので、水泳に、みんなに、お礼を述べて引退しようと思います。
思い返せば、水泳を通していろんなことを経験できました。
小さい頃は
水に入るあの特別な感覚が好きでした。
中学高校では
中学受験でモヤシみたいにしなしなしていた所、運命的な出会いで恩師と出会い水泳を再開しました。
こんなにしんどい事があるんかと!
こんなに自分は自分に甘いんかと!
先生に尻叩かれたからだけど、こんなに1つのことに頑張れるんかと!
こんなに過去の自分の記録を超えていくのが楽しいなんて!
こんなに面白い・アツい世界があるなんて!
大学にはいってからは
水泳の奥深さを知ったし
大好きな水泳を通してどんどん人とつながっていって
好きな水泳を通したからこそ他の人の価値観も知りたくなりました。
水泳を通してなかったら絶対仲良くなってなかった人とも仲良くなれたし価値観にも触れられました。
水泳っていうたかがひとつの部活動なのにこんなにも沢山悩んで・考えて…
京大水泳部はいって良かったと思います。
昔話をしても仕方ないですが、
喜んだり、しんどかったり、悲しかったり、興奮したり、自分と向き合ったり、人と出会ったり、感動したり
水泳を通した経験はかなり自分の中で特別でした。thanks so much 水泳、たくさんありがとう
そして、こうやって最後までそんな水泳を続けれたのもみんなのおかげです。
ありがとう。
カッコいい人、面白い人、尊敬できる人に恵まれて
色々しんどいこともあったし、迷惑も沢山かけましたが
みんなのおかげです。
ほんとにありがとうです。
それでは、長々と書いてもアレなのでお終いにします!
今まであんま喋れてなかった人、全国公コンパで是非お話ししましょう。
それでは!
お世話になりました!
ありがとうございました!!
山口 航平
今日のメニューです。
w-up 400*1 SKPS choice
50*4 IMO fast-form
drill 50*6
Agolity 50*4 1t:Dive-浮き上がり 6stMax-Last7mH 2t:3"wallK-15H-Last7mH
3t:15QAP-7mH 4t:25H
Dive 15*1 SL or 浮き上がり
25*2
Kick 100*3 smooth
50*4 HE HE E H or Des2, smooth,H
P or S 100*3 Big Form
50*4 1,2t:Des to fast 3t:Smooth 4t:H
Swim 50*4 Forming & Set up
Broken 50*4 or *2 or *1 頑張りすぎず、されど頑張る
Down 50*8 Swim,Kick,Pull Mix
全国公まであと3日ということで、頑張るところは頑張ってそれ以外のところではうまく疲れを抜いたり泳ぎの感覚を確かめられたりしたらよかったのではないかなと思います。
思い返せば周りに心配・迷惑をかけ続け、自分に期待してくれた人の期待を裏切り続けてきた3年強でした。体調管理がうまくいかず練習休みがちだった自分も対抗戦で結果を残せない自分のことが情けなかったし本当に嫌でした。本当に謝罪の言葉しかないです。
ただ、勿論楽しいこともよかったことも多々ありました。NFとかフルエンとかも振り返ればまあまあ楽しかったですし(またやりたいかと言ったらNO MOREですが)、色々な人の格好いいレースを見れてすごいいい経験にもなりました。
自分の競技面に関しても、身体を壊すまではコンスタントにベストが出続けたのは自信になりました。入部前は歴代記録に載ったり七帝戦とはいえ決勝に残れるなんて思ってもいませんでした。自分の情けなさから辛くなる時期が多かったですが、それでも基本的に回れなかったサークルが回れるようになったり、できなかったことができるようになったりなるので、練習は基本的にずっと好きだったし、水泳は競技としても部活動としても楽しかったです。本当に。
IM面があったことも自分にとっては大きかったです。高校まで一人でコンメの練習してきた自分にとって、チーム内に同じ専門の人がいるのは心強かったです。入部当時自分よりずっと速い啓太郎さん、雄二さんに憧れましたし、翔大さん、竹政さんと試合や練習で競れたのもためになったし、竜太朗、隆誠、将矢、萌ちゃん、明日香ちゃんと毎年IM面に後輩が入ってくれたのも嬉しかったです。ありがとうございました。
僕から後輩のみんなに言えることはあまりありませんが、とりあえず水泳楽しんでほしいことと中途半端に続けるのはよくないことぐらいです。この2つさえできていたらきっといいことあります。少なくとも悪いことがあってなんとかなります。多分。
とりとめのない日記になってしまいましたが、今まで様々なご支援いただいたOB・OGの方々、また今まで支えてくれた先輩・同期・後輩の皆には感謝しかありません。今まで本当にありがとうございました。
写真はゾンタックでの集合写真(2016&2018)です。
いつもお世話になっております。京都大学体育会水泳部4回生の菊池です。
憧れてた京大水泳部員を語れるうちに語っておきます。京都大学体育会水泳部4回生の菊池です。
全国公まであと4日、今日のメニュー byじゅんじゅん。
w-up 400 SKPS
50*4 IMO
Agility 15*4
50*2 15QAP/25H
Kick 200*3 IM, S1, IM
50*4 HE, HE, Form, H
PorS 100*8 Fr, IM / t
Pull 50*4 Des4
Swim 50*3*2 Des3 to fast, Des3 to H /s (1’)
50*4 HE, Fast, Loosen, H or 2HEH (1’20”)
Dive 15*1
25*2
X*1
Down 50*8
丁寧にキレを上げる練習をしました。短い距離を重ねて泳ぎを理想に近づけられるように、最高潮をレースに持ってこられるようにしたいです。
さて、ついに引退日記を書く側になってしまいました。読む側のほうが気楽です。
気楽に読んでください。
私が京大水泳部に入ったきっかけは、京都選手権でみた京大水泳部への憧れです。京大を目指そうと思ったのも、水泳部に入りたかったからです。ですが、大学合格した頃には水泳への情熱なんてさっぱり忘れ、バスケでも始めようかと思うようになっていました。一応水泳部も見ておこうかなと石塚先輩に連絡して新歓食事会に参加し、あの航平さんからツイッターで「あゆこちゃん水泳部入るん?」とリプをいただき飛び上がり、ちゃろすさんのピアスの穴がインドで膿んだ話を聞き、愛甲とお互いを先輩だと思い込みペコペコ挨拶し、練習見学で練習見ずに開一さんに見惚れ、いつのまにか泳ぎ、全然体幹できてない芳賀くんを心配し、紅萠祭で新入生を呼び込み、朝起きたら入部していました。そして、今に至ります。
4年間もやってると、いろいろありました。その中で私が大切にしてきたこと、大切だと思うようになったこと。それは「自分と他者への敬意をもつこと」と「常に同期の味方でいること」です。
「自分と他者への敬意をもつこと」
京大水泳部では、部員一人ひとりが自分自身の目標に取り組んでいます。そして、その個々の挑戦を結集し、組織として、一人では達成できない大きな夢や志を実現しています。ここで必要になってくるのが、相手の考えを理解し異なる意見にも謙虚に耳を傾ける姿勢です。
仲良くするだけの関係なら、価値観の合う人、一緒にいて楽しい人とだけ付き合えばいいでしょう。でも、水泳部に限らずですが、何かに誠実に取り組もうと思えば、様々な価値観の人と出会い、関わることになります。いつかの日記にも書いたのですが、自分にとっての「正しさ」というのは必ずしも隣にいるチームメイトにとっての「正しさ」とは一致しません。私にもそんなことがいっぱいありました。そんなとき、「この人とはわかりあえない」と諦めて距離をおいたり、相手の意見を批難したり拒絶するのは簡単ですが、それはきっと自分の世界を狭めて、自分を(そして相手を)生きにくい状況に追い込むだけで、何のメリットもないことです。じゃあ、どうしたらいいのか。相手の考えを聞き、それを認めることです。
いやいやいやいや、そんなこと簡単にできるわけないですよね。あの人の考えは私にとって「正しく」はないのに。では、そんな時、相手のことを尊敬していたらどうでしょうか。考え方・価値観以前に、その人自体への敬意があれば、ちょっと考えを理解してみようかな、という歩み寄りが生まれやすいかもしれません。人への敬意を持つためには、その人の良いところを見つけるのが手っ取り早いというのが私の意見です。良いところをたくさん見つけてその人を好きになれれば、もうこっちのものです。お互いに妥協点を見つけたりして、より高次な新しい価値観を生み出すことができると思います。
これが他者への敬意ですが、私にとってもうひとつ大事だったのは、同じように自分への敬意も忘れないこと。自分を尊重できなければ、いつか楽しくなくなる気がします。自信はもって、でも自己を人に押し付けない。そんな感じ。
私は4年かかってそうやって、いろんな考えを持つ尊敬できるチームメイトによって自分の価値観を広げてもらってきました。私自身、人の良いところを見つける癖がつきました。だから私は、水泳部員ひとりひとりが大好きなんだと思います。運のいいことに京大水泳部に良いところを見つけるのが難しい人はいませんでした。こればっかりは運?縁?なので、良かったなぁ~と喜んでおきます。
もうひとつ大事にしてきて良かったと思えるのが、「常に同期の味方でいること」
いや、同期がいつも私の味方でいてくれただけかな。笑
すみません、そうです。私がどんなに情けない状況でも、同期はいつも見捨てず手を差し伸べてくれて、叱ってくれたり、一緒に悩んでくれたりしました。
後輩のみんなにも、どうか特に同期は大事にしてほしいです。心が弱っていて、だらしなかったり自分勝手になったりしているような同期がいたら、怒るんじゃなくて傍に寄り添ってあげてほしいです。怒るのは先輩の役目です。文句を言うのは後輩だけで充分です。同期だけは何があっても見捨てないであげてほしい。無条件で受け入れてあげてほしい。必要があれば、優しく叱ってあげてほしいです。常にそういう関係でいられるのは最終的には同期なんだと思います。そうやって、みんなに居場所があるような回生が増えて、私の可愛い後輩たちが全員笑顔で過ごせたらうれしいです。
話は変わりますが、主将としても少しだけ。
なんとなく引き受けてしまったものの、歴代主将のようなカリスマ性も判断力も持ち合わせていない私は、主将として1年間悩んでばかりでした。私はみんなに何がしてあげられるんだろう?私が主将である意義は?考えても全然わからなくて、主将を辞めたいと思ってばかりでした。これ私が怒られなあかんのかーってこととか、頼むから今は水泳に集中させてくれってこととか、正直、気が重くなる仕事ばかりで。それでも、見ようと思えば全員の頑張りが見える立場にいられるのは、貴重なことでした。部を機能させるためにいろんな人がいろんな場所で仕事をしてくれていて、それが見えるところにいられたのは良かったです。そこにいたから、みんなに対して感謝の気持ちが生まれました。みんなのことが好きになりました。そして、好きな人たちが快適に部活に励むためなら、だいたいのことは頑張れました。
自分に見えないところで仕事をしてくれている人を想像するのは大切なことだけどとても難しい。想像されにくい、感謝されにくい仕事をするのはなかなか辛い。だからこそ、主将の私だけでも、誰がどんな仕事をどういう風にやってくれているのかをきちんと見て、しつこいくらいいちいち感謝を表現しようと心がけてきました。少しでも伝わっていたらうれしいです。
こんな私が主将でよかったのか、正しい選択だったのかは今もわかりません。それでもこうして一年間なんとかやり切れたのは、どうにもならなくなった時に支えてくれた競泳主任や副将や、1年間いつも一緒に頑張ってくれた主務外務をはじめとする、側にいてくれたみんなのおかげです。いつも一緒にチーム作りに悩んでくれた同回生、ついてきてくれた後輩たちには感謝しています。みんなありがとう。
これにて主将も引退です。
次の主将は、とてつもなく不器用でヘタレです。でも、誠実で、温かくて、人の気持ちのわかるやつです。信頼して大丈夫。本当に、信頼して大丈夫です。
応援してます。
最後に、今の私の気持ちを、そのまま書いておこうと思います。
まずはこの4年間、水泳をするなかで私と関わってくれた皆様に感謝します。
嬉しいこと、悔しいこと、いろんなことを共に経験し、一緒に笑って泣きながら歩んできてくれた同期。大好きです。同期になってくれてありがとう。
こんな凡人の私に一生懸命ついてきてくれた後輩たち。先輩らしく頼もしく引っ張って行こうと思っていましたが、結局みんなに学ぶことのほうが多かった気がします。ひとりひとりが可愛くて、みんなの笑顔に何度も元気をもらいました。特に最後の一年、頼りない姿をいっぱい見せてきたよね。ごめん。でも、支えてくれてありがとう。あんまり普段話さない後輩もいるけど、私は全員の「いいところ」を言えます。自信がなくなったりしたら、聞きにおいで!熱弁したげるで。大好きです。
かっこいい姿をみせてくださり、時に厳しくいつも温かく指導し見守ってくださった先輩方。泣き言を聞いてくださったり、無条件で褒めちぎってくださったり、アドバイスや応援メッセージをくださったり、何につけても先輩方は私にとってなくてはならない存在でした。好きが溢れます。歳の離れたOBOGさんにも可愛がっていただき、私は後輩としてもすごく幸せ者でした。
憧れ続けた他大の先輩や、違う場所でも一緒に頑張ってる仲間だと思える他大のみんな・高校同期、私を育ててくれたスクールのコーチと中高の顧問にも、多くは書きませんが本当に感謝しています。
そして、競泳を始めてから10年ちょっとの間、ふがいない結果ばかりの私をずっと応援してくれた家族。背中をおしてくれて、いつもいつも見守ってくれてありがとう。
感謝です。引退に際していろんな思いがあるけれど、人に伝えたいのは本当に、ただただ感謝です。
最後のレース、感謝の気持ちをいっぱいに込めて全力で泳ぎたいと思います。
取ってつけたような写真コーナー。
今日の、水球ボックスでダラダラする4回生。
これは、チカ。
熱く、苦しく、それでいて最高に楽しい4年間でした。
ありがとうございました。
みんな大大大大大大大大大大大大大大大好き菊池鮎子
2017-2018 BIG WAVE
Drill 50*6
BIG WAVE 2017→2018