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お疲れ様です。競泳主任の武永です。
「競泳主任の」と言えるのも今日入れてあと3日。名残惜し.....くはないです。
「競泳主任の」と言えるのも今日入れてあと3日。名残惜し.....くはないです。
今日も昨日に引き続きテーパーでした。
ジュンジュン、航平。一年間メニュー係、本当にお疲れ様でした。数回僕もメニューを作りましたが、これを一年間部員のことを考えながらやり続けるのはとても僕にはできないなと痛感しました。2人のメニューのおかげで速くなった部員もたくさんいます。本当にありがとう。
ジュンジュン、航平。一年間メニュー係、本当にお疲れ様でした。数回僕もメニューを作りましたが、これを一年間部員のことを考えながらやり続けるのはとても僕にはできないなと痛感しました。2人のメニューのおかげで速くなった部員もたくさんいます。本当にありがとう。
さて、いよいよ引退ですね。
この4年間は本当にあっという間で、本当に楽しくて楽しくて。もっともっと泳ぎたいくらいです。
この4年間は本当にあっという間で、本当に楽しくて楽しくて。もっともっと泳ぎたいくらいです。
.....とは、残念ながら書けません。爽やかな引退日記を書こうと1時間近く格闘したのですが、やっぱりどうしても書けませんでした。ありのままの気持ちで書こうと思います。
引退目前の現在の心境は、嬉しいでも悲しいでも寂しいでも満足でも後悔でもなくて、「ホッとしている」というのが一番大きいです。
なんとか、なんとかこの日を迎えることができて本当にホッとしています。
なんとか、なんとかこの日を迎えることができて本当にホッとしています。
この3年半はまったくあっという間ではありませんでした。本当に長かった。特にこの一年は本当に辛く長く苦しい日々でした。
まずみんなに伝えたいのは、この一年主任として競技面で全くチームに貢献できなかったことに対する謝罪の気持ちです。
毎試合後のミーティングで、こんな結果も出せない情けない主任ですまないと。申し訳ないと。謝罪の言葉が喉元まで押しあがってきましたが、そんなこと主任に言われても部員は困るだけやし、何よりそんなこと言ってる暇があるなら、前を向いてコツコツとやれることをやって結果で示せ、自分が楽になる方法をとるな、といつも言葉を抑えていました。
1年間ひたすらその繰り返しでした。自分の結果がどうであろうと、主任はチームのその先を示さないといけない、言葉を誤ってはいけない、尊敬してやまない歴代の偉大な主任の方々はそうであったと言い聞かしていました。試合後、結果が悪いのにヘラヘラしてるなと不快に思った人がもしいたら申し訳ないです。
まずみんなに伝えたいのは、この一年主任として競技面で全くチームに貢献できなかったことに対する謝罪の気持ちです。
毎試合後のミーティングで、こんな結果も出せない情けない主任ですまないと。申し訳ないと。謝罪の言葉が喉元まで押しあがってきましたが、そんなこと主任に言われても部員は困るだけやし、何よりそんなこと言ってる暇があるなら、前を向いてコツコツとやれることをやって結果で示せ、自分が楽になる方法をとるな、といつも言葉を抑えていました。
1年間ひたすらその繰り返しでした。自分の結果がどうであろうと、主任はチームのその先を示さないといけない、言葉を誤ってはいけない、尊敬してやまない歴代の偉大な主任の方々はそうであったと言い聞かしていました。試合後、結果が悪いのにヘラヘラしてるなと不快に思った人がもしいたら申し訳ないです。
それでも結果が出せない、リレーでも足を引っ張る自分が日を追うごとに嫌いになっていきました。まずは水泳自体を楽しむべき、焦らずできることをやっていくべき、それは痛いほど理解していたつもりでしたがどうやってもできませんでした。主任としての自分と1人の選手としての自分を上手く切り替えることができませんでした。
自分の目指しているチーム像に対する理想の主任に現実の自分がなかなか追い付かなくて辛かった。水泳が楽しいと思えなくなり、むしろ嫌いになっていきました。
みんなの前で話しているときはいつも、もう一人の自分が(ケイスケホンダかよ)、こんなやつの言葉に誰が響くんやと、お前みたいなやつが偉そうなことを言うなと、言ってきました。
みんなの前で話しているときはいつも、もう一人の自分が(ケイスケホンダかよ)、こんなやつの言葉に誰が響くんやと、お前みたいなやつが偉そうなことを言うなと、言ってきました。
就活が終わってからのレギュラー選考の試合で、何かが自分の中で切れてしまいました。水泳に対する熱量だけじゃなく、あんなに大事で、チームについて考えない日なんてこの一年ほとんどなかったくらい愛していたチームに対する熱量も消えてしまいました。
自分でも意味が分からなくて、こんな今からという時期に何をしてんねやと、これからの為にこの一年やってきたんやろと、いくら言い聞かせてもどうしても情熱が湧いてこなかった。
そんな無責任な自分が益々嫌いになったけど、どうしようもできませんでした。1週間、1人の時間はずっとどうすべきなのか考え続けた結果、部を辞めようという結論に達しました。
こんな情熱もなくなったやつが、前にいてもチームに貢献できないどころか、悪影響にしかならないと思いました。部を辞められないならせめて主任だけでもジュンジュンに代わってもらって、部のサポートに回ろうと思いました。
夏季公認2日目の夜、相談というよりかは事後報告のつもりで名前も知らない公園でメイメイに泣きながら打ち明けました。
じっと話を聞いてくれたメイメイにギリギリのところで踏みとどまらせてもらいました。道化でも何でもいいから主任を演じきってでも、とにかくあと数か月やり切ろうと。
こんなこと当たり前のことですが。
自分でも意味が分からなくて、こんな今からという時期に何をしてんねやと、これからの為にこの一年やってきたんやろと、いくら言い聞かせてもどうしても情熱が湧いてこなかった。
そんな無責任な自分が益々嫌いになったけど、どうしようもできませんでした。1週間、1人の時間はずっとどうすべきなのか考え続けた結果、部を辞めようという結論に達しました。
こんな情熱もなくなったやつが、前にいてもチームに貢献できないどころか、悪影響にしかならないと思いました。部を辞められないならせめて主任だけでもジュンジュンに代わってもらって、部のサポートに回ろうと思いました。
夏季公認2日目の夜、相談というよりかは事後報告のつもりで名前も知らない公園でメイメイに泣きながら打ち明けました。
じっと話を聞いてくれたメイメイにギリギリのところで踏みとどまらせてもらいました。道化でも何でもいいから主任を演じきってでも、とにかくあと数か月やり切ろうと。
こんなこと当たり前のことですが。
ただその後も、チームへの情熱はみんなのおかげで取り戻したものの水泳への熱はどうしても取り戻せませんでした。毎朝5時半には目覚めるものの、いつも泳ぎたくない自分と時間ギリギリまで戦って練習に向かっていました。
こういう風に練習に無理に来て欲しくないという思いから練習週4ノルマ制度を作ったのに自分自身が一番それに逆行しているなんて皮肉なもんだなと思います。
こういう風に練習に無理に来て欲しくないという思いから練習週4ノルマ制度を作ったのに自分自身が一番それに逆行しているなんて皮肉なもんだなと思います。
そんなこんなで今日に至るという感じです。どうでしょうか。情けない主任でしょう。僕は自分の情けないところならいくらでも喋れます。笑
でも、それじゃダメみたいです。「自分のやってきたことはまず、自分が受け入れて認めてあげないといけない。自分を肯定できた人だけが、前向きに未来へと進んでいける」みたいです。
この一年の無力さや情けなさはこの先社会に出てからリベンジしたいと強く思っているのですが、そのためには自分を肯定してあげないといけないみたいです。
でも、それじゃダメみたいです。「自分のやってきたことはまず、自分が受け入れて認めてあげないといけない。自分を肯定できた人だけが、前向きに未来へと進んでいける」みたいです。
この一年の無力さや情けなさはこの先社会に出てからリベンジしたいと強く思っているのですが、そのためには自分を肯定してあげないといけないみたいです。
何か肯定できることがあったかなと考えていると一つだけ。肯定ではないけれどこれは尽力したなということが。それは、チームの在り方について考え続けたことです。
結論から言うと、どんなチームが正解か、京大水泳部はどう在るべきかについては最後まで分かりませんでした。
チーム目標にむけて一丸となることに重きを置くのか、はたまた個人の自由を最大限まで広げてそれぞれの個の集まりとしてチームを定義するのか、どちらがチームとしてより結果が残せるのか部員にとって幸せなのか、分かりません。きっと正解はないのでしょう。そのチームの歴史や文化、メンバーの特性や志向などによって最適解は違うんでしょう。
僕は、体育会という組織の性質上、前者寄りになりやすいところをもう少し個人の自由の幅を増やそうと思いやってきました。それでもたくさんの意見がありました。
一方からは全体主義過ぎると言われたり、はたまた他方からは自由にやらせすぎと言われたり。40人も部員がいる以上、どんな仕組みにしてもみんなが満足できるということはないのでしょう。じゃあどうしたらいいかというと、それはやっぱり「みんなが」「当事者意識を持って」チームの在り方について「考え続ける」ことだと思います。
この辺の話は引退挨拶にとっておこうと思いますが、組織について考え改善していくことは、練習メニューについて考え抜くことと同じくらい個人やチームの結果に影響を与えうることだと僕は思います。
競技でジュンジュンや航平のようにチームに貢献できない分、そういった組織運営の面でできることはないかと思ってやってきました。少しでも部員全員の考えをきいてチーム作りに反映したいと思い、部員のみんなにとっては面倒くさかったかもしれないけど、一人少なくとも1時間くらいは時間をもらって面談したりしました。今の1回生にもやりたかったなあと思っています。
結論から言うと、どんなチームが正解か、京大水泳部はどう在るべきかについては最後まで分かりませんでした。
チーム目標にむけて一丸となることに重きを置くのか、はたまた個人の自由を最大限まで広げてそれぞれの個の集まりとしてチームを定義するのか、どちらがチームとしてより結果が残せるのか部員にとって幸せなのか、分かりません。きっと正解はないのでしょう。そのチームの歴史や文化、メンバーの特性や志向などによって最適解は違うんでしょう。
僕は、体育会という組織の性質上、前者寄りになりやすいところをもう少し個人の自由の幅を増やそうと思いやってきました。それでもたくさんの意見がありました。
一方からは全体主義過ぎると言われたり、はたまた他方からは自由にやらせすぎと言われたり。40人も部員がいる以上、どんな仕組みにしてもみんなが満足できるということはないのでしょう。じゃあどうしたらいいかというと、それはやっぱり「みんなが」「当事者意識を持って」チームの在り方について「考え続ける」ことだと思います。
この辺の話は引退挨拶にとっておこうと思いますが、組織について考え改善していくことは、練習メニューについて考え抜くことと同じくらい個人やチームの結果に影響を与えうることだと僕は思います。
競技でジュンジュンや航平のようにチームに貢献できない分、そういった組織運営の面でできることはないかと思ってやってきました。少しでも部員全員の考えをきいてチーム作りに反映したいと思い、部員のみんなにとっては面倒くさかったかもしれないけど、一人少なくとも1時間くらいは時間をもらって面談したりしました。今の1回生にもやりたかったなあと思っています。
この一年、部を辞めるという決断をした部員もいました。その度に、主任としてもっといい環境が作れていたら続けてくれたんじゃないかと家で一人で悩みました。
そういった悲しいこともあったけど、嬉しいこともたくさんありました。例えば、なっちゃんがこの部でしか得られない経験や仲間が大切だと思ったので続けようと思いますとLINEをくれたときはめちゃくちゃ嬉しくて少し泣きました。笑
そういった悲しいこともあったけど、嬉しいこともたくさんありました。例えば、なっちゃんがこの部でしか得られない経験や仲間が大切だと思ったので続けようと思いますとLINEをくれたときはめちゃくちゃ嬉しくて少し泣きました。笑
前半部分で書いたように、この3年半は水泳に関しては辛いことの方が圧倒的に多かったです。
それでもここまでやってこれたのは、何故か。それは「人」です。
水泳部のみんなが僕に、みんなの前に立つ勇気を、水泳と向き合う勇気をくれました。
ここまでぶっちゃけたので、最後まで正直に書きますが、僕は本当にこの部の「人」が好きでした。
それでもここまでやってこれたのは、何故か。それは「人」です。
水泳部のみんなが僕に、みんなの前に立つ勇気を、水泳と向き合う勇気をくれました。
ここまでぶっちゃけたので、最後まで正直に書きますが、僕は本当にこの部の「人」が好きでした。
先輩方。
兼サーしているサークルの新歓合宿があるからと練習とミーティングを休んだり、明日は絶対に行きますと毎回LINEしながら4日連続で寝坊で練習休むような問題児だった僕を、時には厳しく叱り、時には優しく指導していただきました。ご飯にもよく連れていってもらったし、遅い僕に対してもたくさんの泳ぎのアドバイスをしていただきました。
引退されてからもご飯や飲みに誘っていただき悩みもたくさん聞いてもらい、たわいもない話もめちゃくちゃしました。引退間際になってもなお、先輩方への憧れは色あせません。
これからもいっぱい飲みに連れて行ってください。
兼サーしているサークルの新歓合宿があるからと練習とミーティングを休んだり、明日は絶対に行きますと毎回LINEしながら4日連続で寝坊で練習休むような問題児だった僕を、時には厳しく叱り、時には優しく指導していただきました。ご飯にもよく連れていってもらったし、遅い僕に対してもたくさんの泳ぎのアドバイスをしていただきました。
引退されてからもご飯や飲みに誘っていただき悩みもたくさん聞いてもらい、たわいもない話もめちゃくちゃしました。引退間際になってもなお、先輩方への憧れは色あせません。
これからもいっぱい飲みに連れて行ってください。
後輩たち。
こんなにダサくて情けない僕を最後まで見捨てずついてきてくれたから、なんとかやりぬくことができました。君たちの前では少しでもカッコよくありたいとずっと思っていました。
他のチームと比べて弱っちい主任で恥ずかしい思いをさせてしまったかもしれない。ごめんな。
これからどんなことがあっても君たちの味方でありたいし、僕にできることがあるならやってあげたいです。
結果ももちろん大事だけど、君たちが1年後2年後3年後、満足した表情で引退してくれることをただただ願っています。
こんなにダサくて情けない僕を最後まで見捨てずついてきてくれたから、なんとかやりぬくことができました。君たちの前では少しでもカッコよくありたいとずっと思っていました。
他のチームと比べて弱っちい主任で恥ずかしい思いをさせてしまったかもしれない。ごめんな。
これからどんなことがあっても君たちの味方でありたいし、僕にできることがあるならやってあげたいです。
結果ももちろん大事だけど、君たちが1年後2年後3年後、満足した表情で引退してくれることをただただ願っています。
そして同期。
特にこの一年、みんなにはいろんな形で支えてもらいました。競技面で引っ張ってくれてカッコいい背中を見せ続けてくれたり、切磋琢磨して競い合ってくれたり、こんなどうしようもない主任を無条件でほめてくれたり、心が折れそうになった時じっと悩みを聞き続けてくれたり、一緒にバカやってくれたり。
本当に感謝、感謝、感謝です。冗談抜きでこの回生じゃなかったら僕は引退まで続けてられませんでした。
みんな尊敬しています。本当に本当にありがとう。これからも関係を続けていきたいと僕は思っています。
特にこの一年、みんなにはいろんな形で支えてもらいました。競技面で引っ張ってくれてカッコいい背中を見せ続けてくれたり、切磋琢磨して競い合ってくれたり、こんなどうしようもない主任を無条件でほめてくれたり、心が折れそうになった時じっと悩みを聞き続けてくれたり、一緒にバカやってくれたり。
本当に感謝、感謝、感謝です。冗談抜きでこの回生じゃなかったら僕は引退まで続けてられませんでした。
みんな尊敬しています。本当に本当にありがとう。これからも関係を続けていきたいと僕は思っています。
どんなに苦しくても辛くても水泳が嫌になっても、部のみんなとのたわいもない日々は本当に楽しかった。みんながいたからここにいたいと思えました。
ダサくても情けなくても主任としてもがき続けようと思えました。一緒に水泳をしてくれてありがとう。
ダサくても情けなくても主任としてもがき続けようと思えました。一緒に水泳をしてくれてありがとう。
他にも、仲良くしてくれた他大学のみんなにも感謝しています。特に同期は面白くて速くて水泳に真剣で、出会えてよかったと思える人ばかりでした。
また、17年の水泳人生でお世話になったコーチ、スイミングスクールの友達、高校水泳部のみんな、ありがとう。ようやく僕の水泳人生も終わります。
また、17年の水泳人生でお世話になったコーチ、スイミングスクールの友達、高校水泳部のみんな、ありがとう。ようやく僕の水泳人生も終わります。
そして両親。最後くらい全国で泳いでいる姿を見せたいと思って目指しましたが、無理でした。
最後まで遅い選手でごめんなさい。でも、僕と水泳を引き合わせてくれてありがとう。最高の出会いと濃い経験が得られました。
毎度のことながら長くなってしまいました。そろそろ終わります。
最後まで遅い選手でごめんなさい。でも、僕と水泳を引き合わせてくれてありがとう。最高の出会いと濃い経験が得られました。
毎度のことながら長くなってしまいました。そろそろ終わります。
最後に、明日からいよいよ全国公です。僕は一日目の200Frに出場させてもらいます。正真正銘、引退レースです。
最も愛した種目である200Frに、京大のレギュラーとして出場して引退させてもらえるなんて本当に幸せなことだなと思います。
そういえば高校水泳の引退レースも200Frでした。これまでの17年間の水泳生活に感謝して精一杯泳ぎます。どうか見守っていただけたらと思います。
一年以上ぶりのベスト更新を目指して。
明日から二日間、3回生以下は僕たち4回生を安心させてくれるようなレースを、4回生は悔いのないレースをしよう。
最も愛した種目である200Frに、京大のレギュラーとして出場して引退させてもらえるなんて本当に幸せなことだなと思います。
そういえば高校水泳の引退レースも200Frでした。これまでの17年間の水泳生活に感謝して精一杯泳ぎます。どうか見守っていただけたらと思います。
一年以上ぶりのベスト更新を目指して。
明日から二日間、3回生以下は僕たち4回生を安心させてくれるようなレースを、4回生は悔いのないレースをしよう。
では最後の.....
GO!! 京大!!!
2017→2018 BIG WAVE
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