翔大です。まずは、今日のLメニュー。
W-up
200*1 ch
100*2 SL 25NB
200*1 10H35E5H*4
Swim
100*4 S1 smooth EN1,EN2/2t 1'40
F.P drill、スタート練、ターン練etc...
Swim
50*4*2 S1 ch,RP/1t,3t 1'
Loosen
Dive
25*2 S1 AN2
Down 100*4
ついにラスト日記を書くときが来てしまいました。先輩方が書いてからもう一年になるのかと、時の早さを感じます。この一年は濃い一年でした。最も水泳にひたむきになれた一年だったと思います。
僕は小学校までスイミングで泳いでましたが、その時に関して大した話はないので、大学水泳の話をしたいと思います。
大学入学後、すぐに水泳部に入ろうと思っていました。小学校までやってて、中高と満足に泳げなかった分、大学で楽しみたいと考えていたからです。その時は大学水泳のレベルの高さ、意識の高さを知りませんでした。最初はとりあえず泳げればいいや、というスタンスで練習してました。もちろん練習には集中してましたが、今思うと向上心が足りてなかったです。2回後期から3回前期くらいのときは僕はもう水泳部員として腐っていました。ベストが出ないのを、自分の環境のせいにしていました。朝練には4時に起きないとダメだし、大学の授業も専門など辛くなってきてるし、学連でベストコンディションで泳げないし、と。今思うと、何て情けないことを言ってるんだと。そもそも自分で水泳部への入部を決めたのに。決めたからには朝早く起きるのも、勉学との両立をはかるのも当然です。学連だからタイムが出ないなんて、自分のコンディションの持って行き方がなってなかっただけです。そんなことに気付けなかったんです。
ただ、気づけたことは自分の財産になりました。それからの僕には、環境のせいにして諦めるということはありません。自分のできる最大限のことをするのみ。結果はそのあとついてきます。そう思うとガムシャラに頑張れませんか?(院試もそうですよね。まだ諦めずがんばろう4回生。)
といっても、結果は出ず、苦しい時期を過ごしていたのですが、僕の中で最後の転機となったのはLメニューをやりだしてからでした。
開一にLメニューをやるか聞かれたときに、やるという選択をして良かったなと思います。開一、本当にありがとう。夏季公認で制限が切れたのは、開一が選手それぞれのことを考えてメニューを作り続けてくれたおかげです。もちろん、京大の応援が力になったことは間違いありません。みんなの声が聞こえて、自分の持てる何倍ものパワーを貰いました。
あと試合前日に岳斗や寿起、他の皆に、当日は竹政に声をかけてもらって励みになりましたし、孫(天河)にお前が全国公制限切らんでどないすんねんと檄を飛ばしてもらったり、レース直前に啓太郎とガッチリ握手したことで、パワーが漲ったのも事実です。
啓太郎には一番心配をかけたなという気がします。同期として、IM面として。4回生の初めにIM面のレギュラーとして共に泳ぐと決めていたので。
ここで4回生の話をし出すと終わらないので、また飲みの席で個人個人に話す(かもしれない)ことにします。水泳部の皆、特に同期の皆には感謝しています。
僕の話はここまでにして、少し京大水泳部について。
京大水泳部って良いチームだなとつくづく思います。レース前の声出しだったり、レース中の全力応援による雰囲気もそうですが。
レース以外の場面でも、京大水泳部としての誇りと自覚を皆が共通して持って動いている集団だと思います。試合では学連として外から京大水泳部を見る機会が多いのでよくわかります。他のチームが良くないと言ってるわけではありません。
かの滝瀬先生も「京大はチーム作りが良く出来ている。」とよく仰ってくれています。
ただ、少し主体性が足りないなと思います。チームの団結力がある反面、それゆえなのか個人個人の動きが足りてないのではないかなと。誰かがやるだろうみたいな雰囲気を感じます。特に顕著なのが朝の声出し。僕は早朝に間に合わないので、今はもう体幹のときに声が出てるのかもしれませんが。全員が本当に声を出しているでしょうか。一部の人だけではありませんか。皆、試合のときにあれだけ声が出てるのに、練習前に声が出ないわけないです。
総合的に見てチームが良ければ、自分は何しても、しなくてもバレないし関係ないというのは違うと思います。個人個人の行動が、意識がチームに影響を与えています。
これは悪い影響のことだけ言っているのではなくて、逆に言えば良い影響も自分がチームに与えれるということです。
今日、奎吾がマネージャーさんに向けて言っていた体幹のことも同じようなことが言えます。じーまにはよく言っているのですが、マネージャーさんは自分たちが選手を伸ばしてやるんだという気持ちを持って欲しいです。体幹や泳ぎを見て何か言ってあげる。これは簡単に見えてすごく難しいことです。でも、恐れず言ってあげて欲しいです。間違えてても良いんです。間違えてたら、選手がこれはこうこうみたいな感じで正しいことを教えてくれます。間違えたことや的外れな事を言われて嫌な顔をしたり、怒るような選手は京大水泳部にはいません。選手も指摘されることは嬉しいんです。自分の無意識の泳ぎはこう見えているのかと勉強になります。指摘じゃなくても、コミュニケーションを取ることで、選手がどんなことを考えて泳いでいるのか、マネージャーさんはどこまでわかっていて、わからないところがあるのかがお互いに分かります。
練習の中で、タイム取りながら泳ぎを見るのは難しいと思います。僕ならタイム取りながら出来そうにはないです。笑 でも、出来たら選手はもっと伸びます。マネージャーの成長は選手の成長に直結すると思います。成長速度は2倍です。ここを見てって言われて、意見が言えるようになってきたことは素晴らしい成長です。あとは、主体的に選手に意見が言えたら完璧です。ぜひ、今後の京大水泳部の選手をマネージャーが引っ張っていって欲しいです。
自分がどれだけ水泳部から吸収できるかはもちろん、どれだけ水泳部に還元できるか。還元の仕方は人それぞれだと思います。選手として、マネージャーとして、幹部として、はたまた他の役職や裏方として。部活の役職がなかったとしても、部員全員に役割はあります。一人一人が一本の柱として水泳部を支えています。自分がどんな役割を果たして、チームの皆に還元できるか考えながら過ごしていきましょう。そしてより良い京大水泳部になっていってほしいです。
まとまったようで、まとまらないですね。文章下手くそなのでご勘弁ください。
最後に。
僕は水泳部の雰囲気が好きでした。練習中も練習以外も、こんなに居心地のいい場所は今までありませんでした。今まで友達がいなかったとかではないですよ。笑
今シーズンの水泳部は僕たち4回生の色が濃く出ていた水泳部でした。だから居心地が良かったのかな?笑
この水泳部だからこそ全力で水泳に向き合い、楽しめたと思います。
さて、残すところ僕は全国公だけになりました。七帝、関カレと情けない結果に終わったので、何としてもラストはベストで終わりたい。3年半の全てをぶつけていきます。
全国公では一番早くラストレースを迎えそうです。必ずベストを出して、他のレギュラー、4回生に勢いを繋げます。
では、千葉で京大旋風を巻き起こしましょう。
GO!!京大!!
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