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こんにちは。岳斗です。
日記の更新が遅れてしまい申し訳ございません。
昨日は家に帰るのが12時前で、日記書いてる途中で寝てしまいました。
使えるプールがなかったので、陸トレでした。
けが予防に有効なメニューを作れと頼まれたので、メニューは僕が作りました。
メニューを言葉で説明するのは難しいので、刺激を入れた筋の名前だけ挙げていきます。
棘上筋
棘下筋、小円筋
肩甲下筋
僧帽筋下部線維
僧帽筋中部線維
前鋸筋
大・小菱形筋
二人一組でお互いの動作を確認しながら行いました。
最初の4つは上腕の回旋と肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)の安定に作用するローテーターカフと呼ばれる回旋筋群です。肩のインナーマッスルとして知っている人も多いのではないでしょうか。インナーマッスルの対義語としてアウターマッスルがあります。例えば肩周辺のアウターマッスルとしては三角筋や大胸筋などがあげられます。アウターマッスルはインナーよりも体の表層にあり、筋自体が大きく、モーメントアーム(筋の走行から関節中心にむけておろした垂線のこと。関節の運動を起こそうとする力は筋の収縮力×モーメントアームで表される)も長いため、関節を動かすメインの筋と言えます。肩でのインナーマッスルであるローテーターカフに比べてアウターマッスルが強くなりすぎて、バランスが崩れると肩甲上腕関節の安定を保てなくなり上腕骨の骨頭(腕の骨の一番上の部分)がその周囲の筋を押し潰したりして、ケガをします。このケガが水泳では多いです。
残りの5つの筋は主に肩甲骨の固定筋として働きます。この固定筋が弱いもしくは正しく働かないと肩甲骨が固定されず、肩甲上腕関節のアウター、インナー筋が正しく働いていても上腕を上手く動かすことができません。それでも上腕を動かそうとするので関節もしくは筋、腱、靭帯などに無理が生じて、ケガにつながるのです。
陸トレの途中にも簡単に説明しましたが、腕を上げたり下したり前後に回したりする運動は一見腕と肩の繋ぎ目だけで起こっているように見えます。しかし実際は胸鎖関節(鎖骨の体の中心側と胸骨との関節)、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨)、肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨の背中側)、肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)の4つの関節がうまく連動することによってできています。自分の胸鎖関節に触れながら腕を回してもらうとわかると思いますが、よく動きます。腕の動きは胸鎖関節から始まっているのです。この4つの関節機能のうち、どれかが機能しなくなると他の3つでその分の動きを補わなければいけません。そこで無理な動きを繰り返すと、どこかが壊れます。逆に、どこかが壊れた、痛みが生じた時に、その痛みの箇所を治療するのはもちろんですが、その痛みが生じた原因はそこにあるとは限らないのです。いくらそこを治療したところでもとの原因を探して治さないと何度も再発しかねません。その原因を探すのはPT(理学療法士)の仕事です。リハビリテーション科があるような病院にはPTがいることが多いので、肩が痛い、腰が痛いなどの症状が酷い人は自分で勝手に判断せず、専門の人に診てもらってください。とりあえずインナー鍛えとけばいいや、みたいなことでは、場合によっては症状を悪化させることもありますので。
まだまだ話したいことはいっぱいありますが、この辺で。
ケガや体のことに興味のある人はいつでも僕に質問しに来てください。
おーみの体は全然脂肪がないので、筋肉とか骨が非常にわかりやすいですね。
特に背中がいいですね。非常にわかりやすい。
人体標本としてほしいくらいです。たぶん教授も喜びます。
おーみとペアでしたがテンション上がっちゃいました。
以上です。
日記の更新が遅れてしまい申し訳ございません。
昨日は家に帰るのが12時前で、日記書いてる途中で寝てしまいました。
使えるプールがなかったので、陸トレでした。
けが予防に有効なメニューを作れと頼まれたので、メニューは僕が作りました。
メニューを言葉で説明するのは難しいので、刺激を入れた筋の名前だけ挙げていきます。
棘上筋
棘下筋、小円筋
肩甲下筋
僧帽筋下部線維
僧帽筋中部線維
前鋸筋
大・小菱形筋
二人一組でお互いの動作を確認しながら行いました。
最初の4つは上腕の回旋と肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)の安定に作用するローテーターカフと呼ばれる回旋筋群です。肩のインナーマッスルとして知っている人も多いのではないでしょうか。インナーマッスルの対義語としてアウターマッスルがあります。例えば肩周辺のアウターマッスルとしては三角筋や大胸筋などがあげられます。アウターマッスルはインナーよりも体の表層にあり、筋自体が大きく、モーメントアーム(筋の走行から関節中心にむけておろした垂線のこと。関節の運動を起こそうとする力は筋の収縮力×モーメントアームで表される)も長いため、関節を動かすメインの筋と言えます。肩でのインナーマッスルであるローテーターカフに比べてアウターマッスルが強くなりすぎて、バランスが崩れると肩甲上腕関節の安定を保てなくなり上腕骨の骨頭(腕の骨の一番上の部分)がその周囲の筋を押し潰したりして、ケガをします。このケガが水泳では多いです。
残りの5つの筋は主に肩甲骨の固定筋として働きます。この固定筋が弱いもしくは正しく働かないと肩甲骨が固定されず、肩甲上腕関節のアウター、インナー筋が正しく働いていても上腕を上手く動かすことができません。それでも上腕を動かそうとするので関節もしくは筋、腱、靭帯などに無理が生じて、ケガにつながるのです。
陸トレの途中にも簡単に説明しましたが、腕を上げたり下したり前後に回したりする運動は一見腕と肩の繋ぎ目だけで起こっているように見えます。しかし実際は胸鎖関節(鎖骨の体の中心側と胸骨との関節)、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨)、肩甲胸郭関節(肩甲骨と肋骨の背中側)、肩甲上腕関節(いわゆる肩関節)の4つの関節がうまく連動することによってできています。自分の胸鎖関節に触れながら腕を回してもらうとわかると思いますが、よく動きます。腕の動きは胸鎖関節から始まっているのです。この4つの関節機能のうち、どれかが機能しなくなると他の3つでその分の動きを補わなければいけません。そこで無理な動きを繰り返すと、どこかが壊れます。逆に、どこかが壊れた、痛みが生じた時に、その痛みの箇所を治療するのはもちろんですが、その痛みが生じた原因はそこにあるとは限らないのです。いくらそこを治療したところでもとの原因を探して治さないと何度も再発しかねません。その原因を探すのはPT(理学療法士)の仕事です。リハビリテーション科があるような病院にはPTがいることが多いので、肩が痛い、腰が痛いなどの症状が酷い人は自分で勝手に判断せず、専門の人に診てもらってください。とりあえずインナー鍛えとけばいいや、みたいなことでは、場合によっては症状を悪化させることもありますので。
まだまだ話したいことはいっぱいありますが、この辺で。
ケガや体のことに興味のある人はいつでも僕に質問しに来てください。
おーみの体は全然脂肪がないので、筋肉とか骨が非常にわかりやすいですね。
特に背中がいいですね。非常にわかりやすい。
人体標本としてほしいくらいです。たぶん教授も喜びます。
おーみとペアでしたがテンション上がっちゃいました。
以上です。
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