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さて、あと3日で引退ですね。
4年間、特にこの1年は水泳というスポーツの難しさを身をもって痛感した1年でした。
以前尚輝さん(?)が、目標のレベルを落とさないことが大事だと仰っていましたが、本当にその通りだと思います。誰もが最初の時点では、何ヶ月後、何年後にはこうありたいというビジョンを持っていると思います。ただ予定通り進まないと自分を誤魔化して楽な方に目標を設定し直してしまう。僕もずっと気をつけて高く高くと意識していましたが、あとから振り返ってみると少し下がっていたような気がします。特に1,2回生のみんなは可能性はいくらでもあると思うので目標に向かって折れずにガンガン向かっていって欲しいと思います。
試合の度にもう泳ぎたくないってなりながらも、腐らずモチベーションを保てたのはもちろん最上回としての責任や意地もありましたが、1番は今の水泳部が楽しくてまだ一緒に練習したいと思わせてくれる環境があったからです。多くの先輩、同期、後輩のおかげで無事引退することができました。ありがとうございます。
やっぱり特に同期には感謝してます。
大学で水泳をする選択が正しかったのか、何度も考えました。正解は誰にも分かりませんが、水泳を通じて様々なつながりが出来たことが大学水泳を通じて得た1番の収穫です。京大の先輩、同期、後輩はもちろん、関西国公立や七帝大など、いろんな人と話して泳いで、いろんなことを吸収できてよかったです。
この4年間振り返ってみると辛かったことも多かったですが、それ以上に喜びや興奮、勝つことの楽しさを味わった気がします。
京大水泳部としてのレースももうあと少しなので、もうやるしかないです。最後満足のいくレースをして笑って引退できれば今までのこととか関係ない。言うことないです。
来週からは後輩たちが部を作っていくわけですが、すごく楽しみにしています。面白い、そして強いチームになると信じてます。頑張ってください。
100Fr 神品 1-11-27 Best!
こんばんは。
更新遅くなりすみません。
書き始めたのは7日の夕方なのですがなかなかまとまらず一日経ってしまいました。
市川です。
これで最後ですね。
とりあえず今日のメニューです
up
swim head up, Vsprint
Dive
swim
...
途中までですが
全国公へのテーパーが始まってきたという感じのメニューです。
僕は院試があったため30分くらいで上がらせてもらいました。
台風の影響で明日に延期になるかもしれなかったんですが結局予定通り院試が行われました。
院試についてはこれまで先輩方の姿も見てきたのですが、いざ自分が受ける立場となると思いのほかビッグイベントでした。
引退直前でもっと水泳のことを考えて生活してきたかったのですが、この2,3週間は正直あまり水泳のことを考えられる時間がありませんでした。
もっと前々から余裕を持っておけば、、、と考えたりします。どうしても計画してその通りにすすめていくのは難しいですね。
計画通りできる人は本当にすごいと感じます。
受かってるといいですが、正直わからないですね。どちらにせよ今考えても仕方がないことなので結果発表まで待っとこうと思います。
まだ空模様は晴れやかではないけれど
院試という大きな試練も過ぎ、文字通り台風一過という感じです。
引退まであと5日最後まで駆け抜けようと思います。
さて、引退日記ですね。
改めてこれを書くことになると何を書けばいいかわからないですね。
とても抽象的な話になりますが
一つだけ後輩にこうあってほしいという話をしようと思います。
僕が気を付けようと思っていたことなので流してさらっと読んでもらえればいいです。
そのとき何が一番重要なのかを思い出してできる限り客観的な視点で行動(発言)する
ということです。
何か行動するとき、特にみんながいるような場や重要なことを決定するときは
できるだけ感情は排除した意見なり行動を心がけるべきです。
もちろん主観をすべて排除することは不可能ですが
客観的な視点を保とうとすること自体が重要だと思います。
特に最上回生は。
怒り悲しみ不安、または楽しみ喜びといった高揚した感情を感じているときは特に言動に注意を向けるべきです
何を一番大切にしなければならないのか、そのためにはどんな行動をするべきなのか、どんなやり方をするべきなのか
自分の感情だけで決めていないか、周りの感情に流された意見や行動になっていないか、一度立ち止まって考えるといいです。
感情だけに流されて立ち止まって考えずに行動してしまったときはたいてい後になって後悔します。
後悔ができるだけないような行動、選択ができることを願っています。
とても分かりにくい話になってしまいましたし、引退とはあまり関係のないことだったかもしれません。
最後に引退日記っぽくまとめようと思います。
思い返せば
この三年半いろいろなことがありました。
入学当初は水泳部に入るつもりはなかったのですが
かっこいい先輩方に憧れ入部し
初めは先輩がいっぱいいて、、
だんだん後輩ができてきて、、、
気が付けば自分たちが最上回生になっていました。
楽しい時間もあったし、もちろん苦しい時間も多くありました。
理由はいろいろですが吐きそうになったことも幾度となくありました。
辞めようと考えたこともありますが、先輩がいて同期がいて後輩がいてくれたおかげでここまでやってこれました。
自分が水泳部に入った意味、続ける理由を考える機会も何度かありました。
そのたびにいろいろな違う答えにたどり着いたような気がします。
自分にとって水泳というのは人とのつながりでした
水泳というスポーツが好きだったのかどうかは正直わかりませんし
満足できる記録は残せていませんが
水泳を続けてきたことでクラブや部活の先輩、同期、後輩に出会えて本当に良かったと思っています。
それほど数は多くはないけれど違う大学の知り合いもできてよかった。
先輩方、
今までお世話になりました。これからもよろしくお願いします。
同期のみんな、
楽しいこともつらいことも一緒に経験できてこうやって引退できて本当に良かった。また遊ぼう。
後輩のみんな、
ラストイヤー付き合ってくれてありがとう。やりすぎたこともあったかもしれないけど笑。これからは皆さんが水泳部を形作っていくことになります。信じてるよ、がんばれ。
本当に今までありがとうございました。
全国公までもう少し頑張ります。
次の日記は雄平です。
残すは主将主任ですね。
2017 京都大学体育会水泳部 湧昇
お疲れ様です。台風です。昨日腰をやってしまいました。痛いです。もうおじいちゃんになってしまったようです。辛いです。律希です。また僕です。すいません。
それでは今日のメニューです。
アップして、ターン練習して、100mのVsprintして、Desして、Diveしました。
明日のプレレースに向けて、周辺技術の確認をしてもらいながら、だいたい3000mぐらい泳いでもらいました。
およそ1ヶ月あった強化練もはやいもので、明日のプレレースを残すのみになりました。
強化練組のみんなの調子はどんな感じでしょうか。
最初の1週間は思いきってForm重視の練習にして強度は落としました。その分例年よりも強化練期間を長くしました。七帝は一応合わせましたが、ただ疲れのたまっていない状態で迎えただけで、あまり追い込む練習をしてなかったので、あんまりいい結果出ないだろうなとは思っていましたが、僕自身がベストが出なかったのが大学になって初めてだったのと、強化練組全体的にあまりいい結果が出なかったののダブルパンチでちょっとキツかったりしました。まあすぐ切り替えましたが。七帝後は、毎週ハイアベ、耐乳酸をメインに置き、ぐっと質を上げました。今年の強化練は例年に比べて泳ぎこんだ量は少ないです。しかし、その追い込みの質に関しては例年よりもいいと自信を持って言えます。
だから明日のプレレース、そしてプレインカレはみんな自信を持ってスタート台に上がってください。頑張った人はきっといい結果出ます。がんばろう。
強化練組のみんな(特に一回生)からビシビシ伝わってくる「速くなりたい」という想いに何とか応えたいと必死に考えて、駆け抜けた1ヶ月でした。メニュー作成を手伝ってくれた、恭平、しんじ、わだりゅーには本当に感謝してます。1人で全てを考えるのは到底無理でした。やっぱりある程度のスパンでメニューを作るのは難しかったです。まだまだ勉強不足だなと思います。ただ、これまではただの知識でしかなかったものが、今回の強化練での経験を通して、そういった上辺の知識がより確かな知恵になったような気がします。
色々大変なこともあったけど、本当にやってよかったなと思います。
また暑い中、雨の中サークル回して、タイムを取ってくれたマネさん。今回僕も一回だけマネージャーやったんですけど、全然うまいことできなくて、純粋にマネさんすげぇってなってました。いや本当に感謝しかないです。そしてこれからもよろしくお願いします。
強化練が始まるときに言いましたが、強化練組の長期的な目標は「レギュラーに入って点を取ること」です。そのためのがんばれる土台づくりをこの強化練ではしたつもりです。プレレース、プレインカレで一旦区切りとなりますが、その目標をしっかり忘れることなく、強化練組のみんなには頑張ってほしいなと思います。もちろん僕もがんばります。
まずは明日のプレレースでいい結果出しましょう。期待してます。
更新が遅くなりました。4回生の川北です。ついにラスト日記です。
とりあえず、昨日の練習についてです
Main=Broken
でした。
全国公前最後の全体練習ということで、RPの確認をおこないました。
今シーズンはSPMLともにBrokenを試合前の大事な時期にやってもらうことが多かったと思います。Brokenをやることでレースプランやレースのきつさを再現できるので、大会前にもってこいの練習です。レースを意識した練習なので何も言われずともテンポやらストローク数、flyやfrの人は呼吸のタイミングなどどこまでレースの再現ができるのか、あるいはできたかを確かめられたでしょうか。
今週は姿勢の矯正やボディーポジションを矯正するメニューも組み込んでいたのでそのおかげで心なしか練習のタイムも上がってきました。ずっと調子悪かったんですけどね。
京大プールに移ってから一番調子がいいかもしれないです。不調の時こそ自分を信じる。これ大事。
練習に関してはここまで。練習も残すところ三回、集中していきましょう。
先に質問にあったメニュー係のことについても書いておきます。書くつもりあんまりなかったけど。
僕が初めてメニュー作ったのは1回の冬でした。ある日突然開一さんから、メニュー3つくらい作ってという指令が来ました。そのときは全然知識なんてなかったですが、あれこれ考えて頑張って作ったら採用されて、その後優さん、開一さん、尚輝さんといった錚々たるメンバーが集まって行われたメニュー会議みたいなものにも呼んでもらいました。
自分の知らないことばかりでしたが、最上回生まで続けてたらメニュー作りたいな~とこれがきっかけで思いはじめ、他大のブログ見たり本読んだり論文読んだりして少しずつですが、勉強してました。コツコツは勝つコツ。
時は流れ、最上回生になって作ることになったんですが、想像の10倍くらいは大変でした笑
多分森林じゃなかったら最後までできてないです。笑
オフ中に年間計画決めて、高強度トレーニングをメインに、っていう方針はできてたんですけど、不安で不安でしょうがなかった。時間がいくらあっても足りないし。
とにかくメニュー作るうえで大事にしていたこと、軸にしていたことは、
『目的もなくただ泳ぐだけのメニューは作らない。』
ということです。
単調なメニューだと泳いでてつまらないし(それでも考えてできる人ももちろんいて、そういう人はぐんぐん速くなるし、速い人ほどそれができているイメージがありますが)、常に頭使って考えて、工夫して練習に取り組んでもらいたかった。
つまり、具体的に何を考え、どう工夫して泳げばいいかをなるべく指示するようにした。といえばわかりやすいかもしれないですね。それがよかったのかどうかわかりませんが。
あと、僕のメニューで一番の特徴は、練習強度のカテゴリー分けをしなかったことですかね。EN~やらAN~やら。int~やら。これはシーズン始まって少したってから方針転換しました。
これには深い理由があるんですが、簡単に説明すると、一概に分類分けはできないなと考えたからです。この辺のことはすごく難しかった。もっと詳しく知りたい人は聞いてくれれば教えます。
その代わりにsmooth,moderate,hard,fast…といった頑張り具合の指標を添えていたと思います。
大事にしてほしかったのはその頑張り具合の指標をもとに、いかに頑張れるか、という点です。
練習タイムとかのデータを取ってもらっていたのは、分析のためというのはもちろんのこと、その頑張り具合でどの程度タイムがついてきてるか、練習の到達度というか、それを知ることにもつながるからです。タイムを見るだけで皆の疲労具合もある程度把握できます(つもり)。
目の前の練習に全力で取り組む、そんな姿勢を見せてくれた人は自然に結果がついてきていたと思います。
大会でみんながベストだしてきてくれる瞬間が僕にとっては最高に嬉しい瞬間でした。
メニュー作成者冥利に尽きるというか。自分が他の人にとって1%でも力になれていると思えること(思い込んでるだけかも笑)が頑張ろうと思える根源でした。正直自分がベスト出すことよりよっぽどうれしかった。
一番うれしかったのはじゅんじゅんの100Frインカレ切り。他にも鮎子の生涯ベスト、かことん二人の全国公個人切り。もちろんそのほかにも挙げればきりがありません。
一方で苦しいシーズンになった人もいたと思います。もっと速くなれる人が速くなれないのは、その人自身にも問題があるとは思いますが、やはりメニューにも多少の原因があります。それに関しては完全に僕の力不足です。申し訳ない。特に来シーズンがない同期がなかなか伸び悩んだのは悔しかったです。水泳の難しさを痛感しました。
来シーズンはまた違ったやり方するみたいですけど、少なくとも僕なんかよりよっぽどすごい選手がメ
ニュー作るんだし、大丈夫でしょう。
大切なのは信じること。自分のこともそうだし、メニュー作ってくれてる人のことも。双方向の信頼関係が成り立てば自然といい雰囲気になっていくと思います。
メニュー作成に関する思いも書こうとしたら延々と書き続けられますがこの辺にしておきます。
とにかく一年間大した選手でもない僕のメニューについてきてくれたみんなには感謝してます。あとメニュー係を一任してくれた雄二にも。
来年以降も頑張って。期待しています。
さて、本当に書きたいことはここからです(すでに長いですが笑)。
ご存知の人もいると思いますが、僕は2回の夏からほぼ速くなってません。これは純粋に自分の努力不足です。そんな人間なので、競泳に対する取り組みとかを伝えても説得力に欠けると思うので、三年半水泳部で過ごしてきて、僕が考えてきたことのうちの1つについて書こうと思います。
僕は『チーム』ってなんだ?という問いを自分の中に常に持ち続けてきました。
別に京大水泳部というチームのことだけではないです。
1回生の時の全国公が終わって啓太郎さんの代になってからです。
このころ、同期が次々やめていきました。
お前たちとはやっていけない、他にやりたいことがある、、、
理由はたくさんありました。きっと僕もその理由の一因になってしまっていたこともあると思います。やめようと思っている人と話をしているとどんどん同期やチームの悪いところが目に入るようになり、そういうバイアスでしかチームを見られなくなってしまったこともありました。
同期が辞めていくことを止められず、自分の不甲斐なさに泣きながら先輩に話したこともありました。
『チーム』てなんだ?
野球とかサッカーとかチームスポーツの競技ではない競泳というスポーツでこの問いに答えを見つけるのは至難でした。
それでもいろんな人と話していく中で、つい最近、僕なりに結論がでました。
チーム=一人一人がそれぞれ自分の力を最大限に発揮できる場
要するに、全員の個性が最大限に引き出せる場。
for the teamの精神を持てること。自分らしさを見せられる場。
いろいろ意見があっていいし、時にはぶつかることもあるでしょう。好き嫌いがあってもいいと思います。ただ、一人一人の個を互いに尊重できるような人間の集まりがいいチームということなのではないでしょうか。この考えが自分の中に生まれてからは練習来ない人もそれがその人にとってのベストなんだろうと思えるようになりました。もちろんそれが僕には最善だとは思えませんが。
要するに言いたいことはチームメイトと、チームメイトと過ごせる今を大事にしてください。ってこと。そうすることで自ずといいチームになっていくと思います。もうちょっと早くこの結論が出せていれば、もう少しチームに貢献できていたのかなと少しの後悔があります。
それでも、
今年は競泳も水球も掲げた目標を達成することができました。
水球の試合は見れませんでしたが、少なくとも関カレではチームが一つになった瞬間がありました。その瞬間、興奮して鳥肌が止まらなかった。
目標を達成した時の喜びを僕はラストイヤーにして初めて体験できました。多分一生忘れないと思います。
後輩のみんなは来年以降もそれを体験できるチャンスがあるわけです。
貪欲に上を目指してやっていってほしい。限界には限界はない!!
この3年半は本当に何度も何度も悩んで、叱られて、悔しくて、泣いて、つらくて、しんどくて。
好きだったはずの水泳が嫌いになってしまったこともありました。水球面に本気で移動しようとしたこともありました。何度もやめようと思いました。
体育会の部活である以上ある程度の結果を残さなくてはいけない、という使命があるなか、大した結果を残せなかったのは恥ずべきことだと思います。
それでも三年半を振り返ったとき、今思うことは、京大水泳部に入ってよかった。ということです。心の底からこう思えることができるのも雄二雄平を中心に今年一年みんなで作り上げてきたこのチームのおかげです。
最後に、
この1年間、最高の思い出を一緒に作り上げてくれた同期、後輩。
時に厳しく、時にやさしく常に正しい方向に導いてくれた先輩。
関わりのあった他大学の方々。
いつもかまってくれた古市さん、ちゃろすさんご夫妻。
3年半でたくさんの人と出会い、一人の人間として成長することができました。
月並みですが、感謝しかありません。ありがとうございました。
長くなりましたが、
22年間の水泳人生のラストレース。
全国公、頑張ります!!
あとちょっとだけ、よろしくお願いします。
P.S 最後の写真のコーナー
二年前の流しそうめん
1回の関チャの宿にて
バック面の憧れの先輩たちと(入部前)
まとまりもなくただつらつら書いただけですが、何かくみ取って参考になることがあったら書いた意味があるのかなと思います。では。
月曜は市川です。院試も終わってきっと素晴らしい日記を書いてくれることでしょう。
2017 京都大学体育会水泳部 湧昇