[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんばんは。優です。
今日のメニュー(B)です。
W-up 200 x1 3’30” ch
50 x4 SL-20UW, drill/t
SAQ 7m x8 45”
x6 1’00” Dive->dolphin->flip tern->dash
Swim 100 x1 10’ AN2
50 x1 5’ AN2
200 x6 3’00, 3’20/t, EN1 Fr, IM/t
200 x4 2’40, 3’00/t, EN2 Fr, IM/t
Down Kick 100 x2 2’00
Swim 100 x2 1’40
200 x1
今日はAN2でした。一昨日はEN3、そして明日は今シーズン初のAN1、高強度の週になったので栄養と休養をしっかりと行ってコンディショニングに努めます。
みなさんはアスリートにとって一番大切なものって何だと思いますか?
先日の日曜日に京都秋季がありました。当日、僕は役員の手伝いのために朝から会場入りしました。午前中は子ども達のレースだったので、朝は子ども達に混ざってアップをしました。僕の前後でバシャバシャする子達や、プールに来るや否やスタート台の前に走っていく子達を見て微笑ましくなりました。役員の手伝いは招集係だったのですが、僕に名前を呼ばれた時の緊張した小さな彼らを見て幼い頃の自分を思い出せた幸せな時間がありました。
僕が水泳を始めたのはもう思い出せない程幼い頃で、選手を始めたのは小3の時です。とにかく練習が嫌いで、練習前にべそをかいては両親やコーチを困らせました。でも試合は大好きでした。試合の前夜は欠かさずにストレッチをして20時頃には寝る。試合当日の朝は日が登るよりも早く起きて大好きな納豆に黒ごまを入れて食べる。それが当時の僕のルーティンでした。自宅からスイミングスクールまでの早朝静かでひんやりとした道のりを大きな赤いリュックを背負って一人ワクワクしながら歩きました。今でも小3の春に初めて出場した選手としてのデビューレースのことは忘れられません。林水泳教室という小さくて浅いプールで泳いだ半フリ44秒。当時の僕にとっては大ベストだったんです。とても嬉しかったことを覚えています。『もっと速くなりたい』『JOで泳ぎたい』そうやって水泳を続けてきました。とにかく水泳が大好きで、水泳のことばかり考えていました。
でも、高校生になって、大学生になって、大学院生になって、時が経つに連れて選手を始めた頃のように水泳を純粋に楽しむことが難しくなってきてしまったように思っていました。時が経つに連れて経験が増え、考えることも、悩むことも多くなってきたからなのかも知れません。それでも京都秋季の前日はストレッチをしてワクワクしながら布団に入りました。当日は日が登るよりも早く起きて大好きな納豆に白ごまを入れて食べて、青いリュックを背負ってワクワクしながらアクアリーナに向かいました。招集所では緊張して、スタート台からの景色はやっぱり最高でした。本当は林水泳教室でスタート台に立った時から水泳への思いって何も変わっていないんですよね。
京大水泳部に来てよく言われるのですが、特に啓太郎君と達洋君と千晶ちゃんと馬場ちゃんがよく言ってくれるのですが「優さんって若々しいですよね!」というの、実はとても嬉しく思っています。「優さんって若々しいですよね!(というか、子どもですよね笑)」みたいなのは多々あったと思うのですが笑
年齢を重ねれば体が成長するように、心も成長します。成人して社会に出て生きていくとなると、子どものままではいられないと感じてきます。でも、僕はせめてプールでは童心を持ち続けたいと思っています。ですので、もし、水泳部のみんなの目にプールでの僕が子どものように映ったのならそれは本当に嬉しいことです。プールで子ども達がひたむきに泳いで、格好なんかつけず、飾らず、ベストが出れば思い切り笑って、負ければ悔しくて涙を流して泣いて、そんな姿であり続けたいなと思っているので。世界陸上でボルト選手と対決したアメリカのジャスティン・ガトリン選手は「どうしたら速く走れるか?」という質問に『走ることを楽しむ。たったそれだけだ。』と答えました。プロスイマーの北島康介さんはプロとしての仕事の流儀を尋ねられた時『いつまでも子どもの気持ちを忘れないこと』と答えています。アスリートにとって一番大切なもの、僕は『純粋な心』だと思います。水泳を心底愛して、心底楽しめる心。僕はガトリン選手や北島さんのようなトップアスリートではないのですが、これからもアスリートの端くれとして在り続けたいです。毎日たくさん泳いで体を磨くように、童心も磨き続けていきたいです。
プールに入る時はいつでもどんな時でも、すべてを解き放って透き通った水のような心で泳いでいきたいと思っています。
ごめんなさい、写真はいいものがなかったので次回までにいいもの撮影しておきます!
明日も笑顔で泳ぎましょう!