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お久しぶりです。1回生の池内日奈子です。
明日は二次試験です。自分が受けるわけではないとわかってはいるものの、なんだか緊張しています。
本題に入ります。農学部に行きたいなという思いは漠然とあったのですが、京大を目指したのは、とりあえず目標は高く持っておいた方がいいだろうと思ったからです。関西の公立高校あるあるだと思うのですが、京大が神格化されている風潮があったのでそれに影響を受けた気もします。
もともと自分にとって高い目標を掲げてしまったこともあって、高3の時受けた模試の判定はことごとく悪かったです。EとかDとかを連発していました。志望校を変えようかなと思ったこともありましたが、現役生はセンター後に伸びると言われたのを信じて、頑張りました。秋ごろ、具体的に何をしていたのかは全く覚えていないのですが、しんどかったなぁという思い出です。センターで配点の高い社会が思いのほか取れたので、後悔しないようにと京大に出願を決めました。
京大に小指だけかかっているような崖っぷち状態だったので、センターから二次までは必死でした。少しでも頭が良くなるかもしれない、ということで魚、特にサバをよく食べました。結構な頻度で食卓にサバの塩焼きが並んだので、気持ちを汲んでくれた母には感謝です。また、試験一週間くらい前からは「ここまで来たら徳を積むしかないよね~」と友達が言っていたのに便乗して徳を積もうとしました。信号無視をしない、悪口を言わない、教室に落ちているごみを拾う等々。受験は運も大きいと思うので、徳を積むというのは理にかなっていると思います。友達はすごいです。
試験当日は、休憩時間は必ずトイレに行くようにしていました。これは中3の時の担任の先生の教えです。アンモニアのにおいが緊張を和らげるそうです。アンモニアを嗅いだから大丈夫だと謎の安心感を得て、落ち着いて試験に挑むことができました。とはいっても、手ごたえは最悪でした。特に1日目の数学がボロボロで、「これは終わったな」と思うと同時に、このメンタルを2日目に引きずってはいけないと本能的に感じたので「これだけ難しかったらみんなできていないから大丈夫だ」と自分にマインドコントロールをかけました。うっかり答え合わせをしている人の話を聞いて精神崩壊しないように、出町柳まで走って帰ったのを覚えています。母によると1日目夜の私のテンションは異常だったようです。防衛反応が出ていたのだと思います。
合格発表当日は吐きそうでした。絶対落ちたと思っていたので、自分の受験番号があった時は現実ではないと思いました。とにかく嬉しかったです。
受験生へ、本番はメンタル維持が大切だと思います。自分ができないときはおそらく周りもできていないので大丈夫です。済んだ試験は考えないに越したことはないと思います。答え合わせは聞かないのが吉です。頑張ってください!
今日で1回生の合格体験記は終わりです。ありがとうございました。